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ゴーギャンのために用意されたゴッホのひまわり「教えてもらう前と後」7枚のひまわりの絵とは?

滝川クリステルがメインMCを務めるTBS系列の「教えてもらう前と後」で、オランダの画家ゴッホが、友達でありライバルでもあるフランスの画家ゴーギャンを「お・も・て・な・し」するために、7枚のひまわりの絵を描いたことについて、絵画の専門家の説明から日本の浮世絵がルーツであることと、その時のゴッホの心情を知ることができました。

 

 

 

 


日本の浮世絵が、ヨーロッパ絵画を根本から変えた?

 

 

西洋絵画というと宗教画が特徴的で、ミケランジェロの「最後の審判」はイタリア・システィーナ礼拝堂の天井画でも有名ですが、その他にはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」もイエスキリストを中心とした構図で有名です。

 

 

しかしゴッホやマネなど、ヨーロッパ絵画から視点を変えてきた画家がその後出てきて、印象派や後期印象派画家によって、大きく飛躍してきました。

 

 

やはりその代表となったのがゴッホであって、積極的に日本の浮世絵を油絵の中に取り入れていきました。

 

 

 

ゴッホは画商をしていた弟テオに依頼し、400点以上の浮世絵を収集してきました。

 

 

 

そして浮世絵を見ながら模写し(肉眼で見ながら描き写すこと)以前描いていた陰影のある絵から、どちらかというと漫画に近い影のない明るい色彩の絵を描くようになりました。

 

 

 

線と平面だけの絵画は当時のヨーロッパには衝撃的で、もしゴッホが浮世絵から影響を受けていなければ、ムンクやピカソなども誕生していなかったかもしれません。

 

 

 

 

 

 


絵画制作の拠点を、都会のパリから南仏へと移動!

 

黄金の国ジパング(日本)への憧れから、暗いイメージのパリから明るいイメージの南仏での制作へ場所を移動していきました。

 

 

南フランスのアルル地方に、絵画制作するための家を用意し、ゴーギャンを招き入れるために歓迎の「お・も・て・な・し」絵画のひまわりを制作し、ゴーギャンの部屋に飾りました。

 

 

 

自然があるアルルが、まるで日本にいるかのようで、ゴッホは日本を夢見ながら絵を描き続けていきました。

 

 

 

 

 

 


7枚のひまわりの描き方には?

 

 

 

クロムイエローの絵の具とホワイトを使用して描き、またチューブから直接絵の具をキャンバスに塗っていく自由な技法で描いていきました。

 

 

それは浮世絵のマチエール(絵具を盛り上げてボコボコさせる)を参考にしていたのです。

 

 

 

 

 


7枚の絵の行方は?

 

 

7枚のひまわりのレプリカを観ることができるのは、日本最大級の美術館である徳島県鳴門市にある大塚国際美術館だけです。

 

そして本物は、オランダ・日本・ドイツにあります。

 

 

 

日本では1987年に、安田火災海上保険が約53億円で競り落として、東京都新宿にある、東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館にあります。

 

 

 

 

 

 

確か生前は5,000円の絵が1枚しか売れなかったと、何かの本で読んだことがあり、ゴッホは弟テオに、「自分が死んだらこれらの絵には相当の値段が付くだろうから手放さないで欲しい。」と告げていましたが、まさしくその通りになったので凄いことだと思いました。

 

 

 

 

 


「お・も・て・な・し」絵画、ひまわりの意味とは?

 

君主への忠誠心であり、ひまわりは人間同士の絆を表す花とされていました。

 

 

 

 

ゴッホは本当にゴーギャンに好意を示していたと思います。

 

 

 

 

 

 


まとめ

 

 

ゴッホについては、昔いろいろな関連書を読んである程度のことは知っていましたが、ひまわりの絵が7枚も存在していたことは知りませんでした。

 

 

 

何枚かは模写制作をしていたようなので、構図が同じ作品があります。

 

 

しかしゴッホは自己表現がなかなかできなく、不器用なところがあり、浮世絵に出会う前には、とても暗い絵を描いていました。

 

 

 

1885年にオランダで親戚を描いた「ジャガイモを食べる人々」では、貧しい食卓を描いて暴露してしまった形になってしまったので、親戚から怒られる結果になり、ゴッホは自信をなくしていました。

 

 

 

人付き合いも不器用で、お見合いしても断られ、アルル時代には飲み屋の女性としか付き合うことができなかったのです。

 

 

 

 

そんなゴッホがゴーギャンが現れたことによって、生きる力をもらいゴーギャンに依存し、そして裏切られ、ひとりタヒチへ旅立ってしまったゴーギャンの命令で、ゴーギャンの弟子に拳銃を用意させ、ゴッホはその拳銃で自殺してしまった形になったわけです。

 

 

 

 

本当は、左太ももをめがけて試しに発射した弾が、脇腹に命中し命を落としたので、直接的ではないにしても間接的に、ゴーギャンがゴッホを死に導いてしまったことになります。

 

 

 

 

それだけ「ひまわり」の絵は完成度が高く、ゴーギャンを嫉妬の鬼にしてしまったのだと思います。

 

 

 

 

タヒチに渡ってから、ゴーギャンはひまわりの絵を描いていました。

 

 

 

またゴーギャンもゴッホに敬意を示していたのだと思います。

 

 

 

 

 

テレビでは解説されなかったゴッホとゴーギャンの関係を、付け加えさせていただきました。

 

 

 

ちなみに私は25年前にフランスのオルセー美術館へ、ゴーギャンの描いたひまわりの絵を観に行きましたが、その時はありませんでした。

 

 

 

係り員の方に訊ねたところ、日本の上野へ行っているということでした。

 

 

 

 

その時思いました。

 

 

日本って本当にお金持ちの国だったんだ!

 

 

 

 

ゴッホが憧れた「黄金の国」ジパングだったのです。

 

 

ヨーロッパ絵画を変えるきっかけを作った日本を、誇りに感じました。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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