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地中化される電線のメリット、デメリットとは? 美しい景観を守るため、災害時の電柱破損による停電防止の「電線類地中化」を進めている地域が拡大している

郊外へ出ると、車道の両サイドに電柱が等間隔に並び、電線が複雑に絡み合う光景をよく目にすることがあります。昔ながらの昭和の光景そのままに、電柱も古びた姿で立っている所もあります。

 

総重量のある荷台が高い車が通ったら、その電線に引っかけてしまうようなそんな心配をしながら、暫く眺めていました。

 

最近では電線類を地中化している地域も増えてきています。

 

 

筆者の住む地域も、15年以上前にすでに地中化されていて、景観は以前よりもスッキリと青い空を望むことができます。

 

目次

電線類地中化・無電柱化について(ウィキペディアより)

 

電線類地中化とは、電力線や通信線等の電線および、関連施設を地中に埋設することです。

 

 

他には「電線地中化」「電柱地中化」などと呼ばれています。

 

 

また「無電柱化」とは、C.C.BOX等を設置し、その名のとおり道路上から電柱をなくすことであり、電線類地中化はその手法の一つです。

 

 

無電柱化には電線類地中化以外に裏配線や軒下配線という手法もあります。

 

 

景観の改善や防災、路上スペースの確保などを目的に行われています。

 

 

無電柱化は、電線類地中化に必要となる地上機器(変圧器やペデスタルボックス)の設置場所が確保できない等の理由により、電柱を撤去できない場合に用いられる手法で、電線は地中化できますが電柱は残ってしまうという中途半端なものになります。

 

電柱が残るのでは地中化の意味が薄いようにも思えますが、耐震性の向上などの効果はあります。

 

 

また架線がなく照明の付いた電柱は、街灯として使われています。

 

 

 

 


電線地中化のメリット

1. 通りの景観が改善される。

2. 歴史的・伝統的な町並みがよみがえることで、地域経済が活性化される。

3. 住宅地としての資産価値(地価)やブランド価値が向上する。

4. 台風や地震といった災害時に電柱が倒れたり、垂れ下がった電線類が消防車などの緊急用車両の通行の邪魔をする危険がなくなり、防災性が向上する。

また、地中の設備には耐水性がある為、水害に対する防災力も高まる。

 

電線地中化のデメリット

1. 初期費用(増設費用)が、電柱方式に比べて高い。

地中での整備費は1キロメートル当たり、4億から5億円と電柱方式の約20倍もの予算を必要とする。

2. 電線地中化により地上に設置される変圧器は電柱よりも大きいため、道路の幅が狭い場合は設置箇所に苦慮する。

3.  冠水や豪雪などの災害時は、復旧などの作業ができない。

4. 地震などで地下設備が破損した場合、掘り返し工事を必要とし復旧が遅くなる。

5. 電線類地中化地域に建築する(建て替える)場合や、既存の建物に新たな電線類を引き込む場合、そうでない地域に比べ費用が高く工事期間が長くなる。

6. 電柱に設置されていた交通標識、交通安全や防犯のための電柱幕、電灯、信号、防犯カメラ、防災無線や街頭宣伝放送等のスピーカー、津波対策の標高表示板、避難場所誘導標識、住所表示、電柱広告、携帯電話基地局、公衆無線LAN、避雷針などは、別の場所に移設する必要がある。

7. 電線類を地中化する際には、道路や私有地内での調査や工事などが必要になり、調査は数ヶ月にわたることもある。

また、私有地内にも管路などのスペースを必要とすることがあるため、既存の建物の構造上など物理的な問題や、土地の権利関係の問題について、地元住民の理解を得る必要がある。

8. 地中には既設埋設物として、都市ガス管や上水道下水道管などがあるが、地面を掘り返す際には電線の他にガスや上水道・下水道の管理計画と連動する必要がある。

 

 

 

以上景観が保たれ、災害時には煩雑ではない分、作業がしやすいというメリットもありますが、予算の問題や工事時間などのデメリットも多いことから、全ての地域で電線の地中化をしていくのは難しいことがわかります。

 

デメリットの5にもあるとおり、地中化には工事費用が高く工事期間が長くなります。

 

 

また道路に電柱がなくなると、地下管路を経由して電線やケーブルを建物に引き込むことになるので、その割高な工事費を道路管理者に支払う必要があります。

 

 

管路使用料が高いため、光ケーブル(光ファイバー)や同軸ケーブル等の敷設を拒む通信会社(ケーブルテレビ局など)が存在しています。

 

 

それが現在ブロードバンド普及の障害となっているのです。

 

 

 

 


まとめ

 

最近は少なくなりましたが、自宅にプロバイダーやNTTの代理店からの電話があり、今乗り換えするとお得にご使用できますと無理な提案をしてきた時がありました。

 

しかし住んでいる地域の電線が地中化されていることがわかると、手のひらを反したようにその後断ってきたりしました。

 

結局地下にあるNTTの回線を使う権利を買わない限りは、回線作業ができないのです。

 

 

かなり莫大な契約料を払うことになるらしく、今は作業ができない状況だと言って断ってくるのです。

 

 

電話をしてくる前に、提案してくる前に、しっかり確認しておかなければいけない事だと思うのですが、肝心な事が抜けていてこちらに迷惑をかけるNTT代理店がいるのです。

 

景観を美しく保つためには地中化は素晴らしいことですが、今はまだデメリットの数の方が多いようなので、少しずつでも改善していけたら、きっとスッキリとまとまりそうです。

 

 

いつか電線のないスッキリした街並みが見られると良いですね。

 

 

 

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

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