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日本の食文化と、参勤交代と、好奇心!

公開日: : 最終更新日:2018/07/01 生活

前回のお話しでは、和食以外の海外の料理がアレンジされて、日本食として各家庭の食卓に上がっているというお話しをしてきましたが、実はそれには、江戸の屋台と参勤交代が大きく関わっていたのです。

 

1657年に江戸で起きた明暦の大火により、復興の為に各地から職人たちが集まり、それにより食文化にも変化が現れ、屋台が登場しました。

 

屋台が集まる屋台街では、早く料理が提供できるように工夫され、今の代表的な和食が出来上がっていきました。

 

 

お寿司も関西の押し寿司のように、調理時間がかかる料理は屋台には合わない為、予めご飯に赤酢を混ぜて、その場で握って食べる「握り寿し」が誕生しました。

 

せっかちな江戸っ子には、握り寿しは革命的なお寿司だったのですね?

 

他にも鹿児島のさつま揚げが、江戸の屋台で「天ぷら」として登場しました。

 

さつま揚げは、魚のすり身から作られているのですが、新鮮な魚が獲れる江戸では、そのままの食材を使って、ごま油で揚げました。

 

そして屋台では串に刺して、1本4文(約63円)で売られていました。

 

 

そしてそして、一番進化を遂げたのがお蕎麦だったのです。

元々はかたまり状で食べる「蕎麦がき」が主流だったのですが、信州から安くそば粉が手に入り始めて、2割の小麦粉をつなぎとして加え作られた「二八蕎麦」が、屋台の定番料理になりました。

麺が細いので、茹で上がり時間も短縮でき、屋台では熱々のお蕎麦がすぐ食べられました。

そして屋台街では、色々な食材が混在していたので、天ぷらとのコラボで、天ぷら蕎麦としても楽しまれました。

 

 

 

江戸では一年置きに、1000人以上規模の大移動がありました。

 

参勤交代です。

 

 

これは徳川幕府が、長い間権力を握っていたことを象徴する出来事で、江戸への移動にかかる出費から各藩が大きくならないように考えられた戦略の一つだったのです。

 

加賀の前田家に保管されている参勤交代の絵図の巻物は全長30mもあり、その中に描かれているのは、茶弁当持ちや、茶の湯の手配給仕をする茶坊主、医者や料理人、そして食器や調理道具入れを持つ膳所長持、またお米やお風呂など全て日常的に必要なものを持って江戸まで移動しました。

 

参勤交代は軍役奉仕として行われ、約1000人規模から加賀藩の約4000人までが、江戸への大移動を行いました。

 

加賀藩の場合は、片道平均12泊13日で2億円もかかったそうです。

 

全国270もの大名達が、絶えず江戸と往き来していた参勤交代によって、江戸の人口が推定100万人になり、中国北京を超しました。

江戸 100万人
北京 90万人
ロンドン 86万人
パリ 54万人

 

参勤交代は経済効果ばかりではなく、食文化にも多大な影響がありました。

 

其々の場所の郷土料理が集まり、江戸へ行くと屋台街で何でも食べられる、今の日本の食文化がこの時完成されていたのです。

 

そしてそこに日本人が持つ好奇心が拍車をかけ、他国の文化をどんどん取り入れていくようになったのです。

 

 

ペリー提督も述べているように、

「我が国アメリカの独創的な発明品の数々を見せると、彼ら(日本人)は隅々までのぞき込み、あちこちの寸法を測ったり、目に触れるものはなんでも独特の流儀で写生したりした」

 

・・と、このように日本人の好奇心と探究心は、海外の人を驚かせるものがありました。

 

歴史の教科書にも出てきましたが、種子島の火縄銃なども研究を重ねて、改良されていきました。

日本人の好奇心の強さは、一体どこからくるのかを考えると、日本は島国で国内で生き残っていく為には、いち早く外からの情報をキャッチしていかなければならなかったと考えられます。

 

そして研究して新しいものを開発していくことができる者が、勝者として君臨することができると考えられていたのではないかと思われます。

 

 

 

今回のまとめとして、外国の文化に臆さない好奇心が、カレーやラーメンをも日本の味に変えていったと考えられます。

 

江戸の参勤交代と、江戸で起きた大火災からの復興と、日本人の持つ好奇心から、食文化も変化していったなんて、本当に日本人は恐るべしですね?

 

日本人として、ちょっと誇らしく思いました。

 

 

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

 

日本人の健康オタク度がわかる記事も合わせてご覧ください。

 

健康オタクの国、日本! それには歴史的な背景が・・・

 

引用:カフェちっくな日常

 

 

 

ご感想などもお気軽に、コメントしてみてくださいね!

 

また次回、カフェちっくな場所でお会いできることを楽しみにしています。

 

 

 


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