うなぎが激減、土用の丑の日に食べ続けられる? 夏の土用の丑の日に「うなぎ」を食べるようになった理由とは?

生活

夏の土用の丑の日に日本では決まって「うなぎ」を食べる習慣がありますが、そもそもうなぎの旬は冬で、暑い夏にはうなぎが売れない問題を解消するために、土用の丑の日はうなぎを食べる日と決め、うなぎの消費量も大幅アップしてきましたが、そのうなぎが養殖しても追いつかないまでに、消費量が生産量を上回ってしまっているのです。

 

今後夏の土用の丑の日に、いつまでうなぎを食べることができるのかはわかりません。

 

なぜ夏の土用の丑の日だけ、うなぎを食べるようになったの?

 

冬が旬のうなぎを、なぜ夏の暑い時に食べるようになったのかという理由については、諸説あるようですが、一番有力な説としては、発明家で蘭学者である平賀源内(ひらがげんない1728年~1780年)が、あるうなぎ屋から相談を受けたことにより、夏にうなぎが売れ始めたからだそうです。

 

 

1603年~1868年の江戸時代にあるうなぎ屋が、うなぎがなかなか売れなくて困っていて、平賀源内に相談したそうです。

 

 

 

その当時、丑の日にちなんで「う」から始まる食べ物を食べると夏負けしないという風習があり、それにあやかり

 

 

「本日、丑の日という張り紙を店に貼りなさい」

 

 

と源内はアドバイスをしたそうです。

 

 

 

その張り紙を見て、こぞってうなぎを買い求めるお客様が増え続け、今に至っているということで、張り紙の効果は凄いことがわかります。

 

 

 

 

 


2019年の土用の日とは?

 

春の土用 4月17日(水)~5月5日(日)

夏の土用 7月20日(土)~8月7日(水)

秋の土用 10月21日(月)~11月7日(木)

冬の土用 1月17日(木)~2月3日(日)

 

以上、春夏秋冬いずれも土用の日はあり、この期間中に巡ってくる丑の日を「土用の丑の日」といいます。

 

 

 

 


日本で漁獲される、うなぎの量

 

1960年代には年間3千トン前後でしたが、最近は70トン前後まで激減しました。

 

 

環境省や国際自然保護連合(IUCN)は、東アジアに生息するニホンウナギを絶滅危惧種としています。

 

 

 

 


うなぎのたどるルート

 

太平洋のマリアナ諸島近くで産卵し、生まれた稚魚(シラスウナギ)が黒潮になって、日本や韓国、中国などの沿岸にたどり着き、川で成魚になると再び海へ出ていき、回遊しながら産卵場へ向かうのです。

 

 

天然のうなぎは、川で大きくなった成魚を捕まえたものになります。

 

 

 

 


密漁や密売が横行?

 

激減した理由の一つは、消費量が増えたことによって、養殖も含めうなぎの数が減ってしまったことが原因ですが、その裏では養殖のための稚魚が高値で取引されていたり、日本に輸入されている稚魚の多くが、中国や台湾から香港を経由して密輸された可能性が大きいのです。

 

 

また河川をせき止めたり、ダムを造ったりして、うなぎが住みにくくなっていることも要因の一つのようです。

 

 

 


まとめ

 

冬が旬のうなぎですが、稚魚の密輸や密漁がなくなり取引きが透明化していけば、うなぎの資源量も徐々に回復していけるようで、自然環境の破壊により、姿を消しつつある松茸のような存在にはなってほしくないと思いました。

 

 

確かに夏の暑い時にうなぎを食べると、活力にもなり夏バテにもなりにくくなるので、平賀源内は素晴らしいアイデアマンだったと思います。

 

 

夏バテ防止についての考えはなかったと思いますが(笑)

 

 

冬が旬のうなぎ、ゆっくり味わってみたいと思います。

 

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