日本人の平均寿命は男性が83歳、女性は86歳と言われていて、年々医療費が嵩んでいき、中でも歩行困難になりリハビリテーション病院で歩行訓練を受ける年配者が、近年増えてきています。
一昔前には、リハビリを受けるお年寄りの姿は、あまり見かけたことがありませんでしたが、リハビリテーション病院に行くと、スポーツジムにあるような筋力をつける器具が置かれていて、足を乗せて上下左右に動かして、日常生活に早く復帰できるように皆さん頑張っています。
リハビリテーション病院では・・・
午前午後で、日に2回から3回、1時間弱リハビリをするようにプログラムが組まれています。
ベッドでゆっくり眠っていられるのは夜の時間だけで、昼間は看護師さんや介護士さんが様子を聴きにきたり、病院のインストラクターの先生がリハビリの時間になると呼びに来られ、歩行器や車椅子に乗ってリハビリをする場所へ移動していきます。
骨折をして間もない人は、無理をしないでベッドに横たわりマッサージを受けたりしますが、そのうち座った状態で足を上げたり、ジム器具に乗って運動したり、平行棒に捕まって歩行の練習をしたりするようになります。
車椅子をベッドの脇に置き、自分でトイレに行ったり、水を専用カップに入れに行ったり、2週間に1回はワークショップとして、色紙を使って切り絵を制作したり、塗り絵や工作などの時間もあり、患者さん同士のコミュニケーションを深めています。
骨折しないように注意を!
骨密度の低下と、骨がもろくなっているので、椅子から立ち上がった時によろけて転倒してしまったり、ちょっとした段差につまずいて転倒して骨折してしまうことがあります。
一度骨折してしまうと、なかなか元のような歩行が出来なくなり、全体の約5割程度しか元の生活に戻れないと言われています。
そのまま要介護が必要な体になり、最悪は寝たきり生活を送るようになり、やがて生きる気力が徐々に失われていくのです。
男性と女性との骨折する割合は、1:4で、圧倒的に女性の方が多いので、日頃からカルシウムを摂って、運動をした方が健康で長生きできます。
骨に良い食事と運動
骨粗しょう症を予防するには、カルシウムやビタミンDを摂ることをおすすめします。
カルシウム・・・牛乳や小魚、ひじきや小松菜、海藻類など
ビタミンD・・・キノコ類や魚、卵など
転倒しないための筋力作りも必要で、ウォーキングやストレッチをしながら、日々健康的に過ごすことが骨には良いのです。
まとめ
年をとると全ての動きが鈍くなり、とっさの行動ができなくなるので、そのまま転倒してしまい骨折してしまうのです。
そうならないように日頃から運動を取り入れていき、反射神経を養っておくと違います。
デイサービスなどを利用して、少しでも体を動かすようにして、骨折して寝たきりにならないように、心がけることが必要かもしれませんね。
時々は気持ちを落ち着かせるために、瞑想してみたり、自分なりのリラクゼーション法を取り入れてみると良いと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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