「オオアワガエリ」花粉症で、敏感肌さんは花粉飛散時期に、花粉の季節のスキンケアは欠かせないことで、特にイネ科・キク科の植物の花粉が皮膚表面に付着してアレルギー反応が出る場合があります。
オオアワガエリもまた、他の花粉症同様、皮膚炎についても悪化させると治りにくいので、花粉が飛散する時期は注意が必要です。
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花粉症の原因になる代表的な植物には、杉・ヒノキ・ブタクサ・カモガヤなどが挙げられますが、イネ科の植物で「オオアワガエリ」があり、花粉症の原因になるばかりではなく、皮膚に付着すると肌のかゆみや、目の周りが腫れたりする肌トラブルの原因になるので、肌の弱い人は敏感肌スキンケアをした方が、悪化させずに済みます。
「オオアワガエリ」花粉症 オオアワガエリとは?

イネ科のアワガエリ属で、草地に生えて背丈は50cm~100cmくらいの多年草です。
ヨーロッパ原産でチモシー・グラスまたはチモシーとも呼ばれていて、ブタクサやカモガヤと同じく、帰化植物(外来種の植物)になります。
茎先には長さ3~20cmの円柱形の花穂を出して、小穂を多くつけていて淡緑色です。
空き地や道端などに生息しています。
花粉の飛ぶ範囲は数百メートルで、飛散時期は5月〜8月と長く、気温の上昇とともに花粉が飛散します。
イネ科のカモガヤの次に、食物アレルギーを起こす植物でもあります。
「オオアワガエリ」花粉症 ウリ科の野菜や果物で反応
カモガヤ同様、メロンやスイカなどウリ科の野菜や果物を食べると、口の中がかゆくなり、喉がイガイガしたりすることがあります。
ウリ科の植物は、カモガヤやオオアワガエリの花粉と共通する「蛋白抗原」を有しているので、体内の粘膜に反応して局所的にアレルギー反応を起こすと考えられています。
蛋白抗原は熱や胃酸で変性するので、メロンやスイカをホイップクリームやヨーグルトなどでコーティングしたり、加熱処理すると症状が起こらない場合もあります。
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「オオアワガエリ」花粉症 花粉症皮膚炎
皮膚に付着してかぶれる植物にウルシ科が挙げられますが、イネ科やキク科の植物も皮膚炎を起こす原因になります。
イネ科のハルガヤ、ギョウギシバ、ホソ麦、ライ麦、そしてオオアワガエリ、キク科のヨモギ、ブタクサ、オオブタなどが皮膚表面に付着するとアレルギー反応が出るので、敏感肌の方は注意が必要です。
症状が悪化しないように、日々のスキンケアをしていくと良いですね。
「オオアワガエリ」花粉症 敏感肌スキンケア

花粉が皮膚に付着するとかゆみを感じ、乾燥肌でうるおい成分が失われると余計かゆみが増して擦ってしまうので、バリア機能を低下させないように、スキンケアローションなどで肌を保湿するようにしましょう。
そして外から帰ってきたら、手洗いや洗顔をこまめにして、花粉を洗い落してからローションをつけるようにすると良いですね。

もし悪化してしまったら皮膚科を受診して、外用薬を塗ったり抗アレルギー薬を内服して、まずは炎症を鎮めてからスキンケアするようにしましょう。
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「オオアワガエリ」花粉症 花粉の時期の「敏感肌スキンケア」とは? まとめ
イネ科の植物で、オオアワガエリの花粉症について調べてみましたが、アレルギー症状のある方は思い当たる点があったでしょうか?
花粉は花粉症の症状だけではなく、食物アレルギーや皮膚炎を引き起こす原因にもなるので、特に敏感肌さんは皮膚炎には注意していきたいですね。
食生活や運動不足からも花粉症は発症するようなので、健康的な生活をおくれるように気を付けていきたいと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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