2022年のスギとヒノキの花粉については、今年は地域によって違うようなので、 2022年の全国花粉飛散傾向を知り、花粉症をもっている人は早めの対策が必要です。
昨年2021年の花粉飛散状況では、スギが前の年よりも多いとされていて、ヒノキ科のスギやヒノキ、キク科のよもぎやブタクサ、またイネ科のカモガヤなど花粉の飛散は多い年で、 花粉症をもっている人には辛い1年でした。
そして花粉症の症状を悪化させるPM2.5や黄砂の存在も、花粉症の人には重要ポイントとなってきます。
昨年の夏の気象状況と花粉飛散量から、2022年の全国花粉飛散傾向を調べてみました。
2022年花粉飛散状況「スギ」はいつ頃? スギ花粉の飛散状況

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2022年春のスギ・ヒノキ花粉は、関東から九州までは、昨年よりも少ない見込みですが、北日本や北陸では多いと予想されています。
北海道では昨年の約1.8倍、東北や北陸では約1.3倍に増える地域もあるようです。
関東から九州では少ない予想の地域が多く、特に昨年の飛散量が多かった四国や九州南部では、半分程度になる可能性があります。
全国平均では、いつもの82%程度になるとみられているので、早めの花粉症対策で準備していれば、軽く済むと思われます。
花粉の飛散予想は、前の年の夏の天候や飛散量の増減により決まってきます。
こちらの春の花粉飛散予測を是非参考にしてみてくださいね。
引用:日本気象協会
2022年花粉飛散状況「スギ」はいつ頃? PM2.5とは?
PM2.5とは、大気中に浮遊している直径2.5マイクロメートル(1mmの1/1000)以下の、細かな粒子を言います。
他の呼び名は「微小粒子状物質」で、炭素成分や硝酸塩や硫酸塩やケイ素やナトリウム、そしてアルミニウムなど様々あります。
スギ花粉が約30マイクロメートルなので、PM2.5はスギ花粉の12分の1のサイズということで、とても小さい存在です。
なのでPM2.5の細かな粒子がを吸い込んでしまうと、細い気管支や肺の奥まで入り込むおそれがあります。
花粉症を促進させてしまうこともあり、また喘息や気管支炎など呼吸器系の病気のリスクを高めると言われています。
そして不整脈など循環器への影響も心配されているほどなので、最近の空気清浄機には必ずPM2.5の排除機能が付いています。
PM2.5は、火力発電所や工場などから排出される硫黄酸化物、また窒素化合物や溶剤や塗料から発生される揮発性有機化合物が大気中で化学反応を起こして、二次的に発生したりします。
直接的にはゴミなどの焼却や、ガソリン車の排気ガスやストーブなどを付けることにより発生します。
中国では大気汚染が発生して、黄砂と一緒に日本国内にPM2.5を持ち込む場合もあります。
地域のPM2.5濃度は、環境省の大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)で是非確認してみてください。
引用:環境省

これまでにない、花粉対策グッズのご紹介です。
顔や鼻、マスクにシュッと一吹きするだけで、なんだかスッキリしてきます。
商品レビューにも、スギ花粉飛散の季節に毎年使用している方がいて、春先意外にも顔周りがムズムズしたら使用しているそうです。
2022年花粉飛散状況「スギ」はいつ頃? スギ花粉とPM2.5の関連性
黄砂が飛んでくる量が少なくても、PM2.5が多い地域が多いようで、大気汚染が進んでいるように思います。
空気が汚れているところに花粉が飛散していると、体への影響も大きく、ますます花粉症で悩む人が増えそうです。
こちらはPM2.5と黄砂の飛び散る予測です。
最新情報も把握できますので、是非ご覧になってみてください。
引用:SPRINTARS
2022年花粉飛散状況「スギ」はいつ頃? ヒノキ科「スギ」で花粉症になる人

花粉症は免疫機能の過剰反応により起こるので、体内に入った異物を排除する際にくしゃみや鼻水で異物を排除しようとします。
人によっては異物を排除しようとする働きが過剰になり、アレルギー反応となり花粉症の症状が出てきてしまうのです。
アレルギーの原因物質をアレルゲンと言い、スギの花粉症の人はスギがアレルゲンで、体内に入ると異物とみなされて排除するために、くしゃみや鼻水などが起きるのです。
花粉に対して過剰反応をすると、花粉症の症状が出てきてしまうのですね。
2022年のように花粉の飛散量が多い地域があると、花粉症になる人は増えてしまいますが、出かける時にマスクをしていれば少しは防ぐことができます。
しかし残念なことに花粉症は一度発症したら、自然治癒することはほとんどないのです。
歳をとって免疫に変化がみられると、症状が軽くなる人はまれにいます。
この数日、目が痒く、鼻がムズムズ。
調べてみたら、今年は東海から北海道は前シーズン(2021年春)と比べて飛散量が多くなるため、万全な花粉症対策が必要になるとのことです💦https://t.co/5rLeBEZxxJ#花粉症 #OTC医薬品 #市販薬 #セルフメディケーション— 日本OTC医薬品協会公式アカウント (@JsmiOfficial) January 14, 2022
引用:ツイッターより
2022年花粉飛散状況「スギ」はいつ頃? ヒノキ科「スギ」で花粉症になる人とは? まとめ

2022年のスギ花粉の飛散地域が、北日本に多いことを知り意外でした。
花粉症は春先から夏までと思っていましたが、一年中飛散していることもわかり、花粉症の人は外出時にはマスクが必須になりそうです。
冬に雪が降る北海道は秋から冬にかけ、スギ花粉は活動を休止しているので、その期間にしばらく花粉症から開放されますね。
スギ花粉症になる人は、やはり住んでいる環境により、PM2.5や黄砂が飛んでくると、スギ花粉と合わさり悪化する人がいます。
免疫機能の過剰反応によって起こるので、日頃から健康的な生活をおくるようにしていれば、そして症状を軽くする薬も出ているので、使用して見るのも良いと思います。
花粉症対策は、今から万全にやっていきたいですよね^^