2022年の「スギ・ヒノキ」の花粉飛散状況は、2021年と比べると地域によって、花粉の飛散量の多いところがあり、北海道は昨年の約1.8倍、東北や北陸地方は昨年の約1.3倍となっています。
逆に、 四国、中国、近畿地方は、例年並みか少ない地域が多いようです。
場所によってで、飛散量の多いところもあるので、その都度花粉の飛散状況などを確認しながら、外出されるのが良いと思います。
特に、スギやヒノキの花粉は飛散率が高いので、花粉症を持っている人は花粉症対策が必要になってくると思います。

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昨年は、お茶摘みが例年より1週間早く始まり、集中的に忙しくなりました。
今年も冬から春になるのが早くなりそうなので、お茶の葉も伸びるのが早くなりそうですね。
2022花粉飛散状況「スギ・ヒノキ」はいつ?花粉の多い地域とは?花粉飛散の終了時期は?

スギ花粉の飛散終了時期は、東京では4月中旬から、大阪では3月末から徐々に少なくなってきて、ヒノキ花粉は、スギ花粉より少し後にずれる感じです。
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その他の地域でも、4月末頃から少しずつ飛散が終了していく予想です。
北海道では、4月下旬頃から白樺の花粉が飛散し始めるので、5月半ばまでは花粉症の人にとっては大変な時期になります。
2022花粉飛散状況「スギ・ヒノキ」はいつ?花粉の多い地域とは?花粉の飛ぶ量は?

2022年春の花粉飛散量は、東北は例年よりやや多く、北海道は例年より非常に多い予測が出ています。
そして九州や北陸、そして関東甲信は例年並みとなっていて、四国、中国、近畿地方では、2021年と比べて飛散量は少ないという予測ですが、地域によっては違いがあるので安心はできないと思います。
九州地方は地域差が大きく、2021年と比べて、佐賀、熊本、福岡、長崎は多いという予想が出ています。
東海から北海道にかけても、2021年と比べると多く、特に北陸や東北、北海道では非常に多い地域があるので注意が必要です。
昨年は症状があまり出なかった人も、今年は万全な花粉症対策が必要になってきそうです。

2022花粉飛散状況「スギ・ヒノキ」はいつ?花粉の多い地域とは?花粉症になる原因

花粉症は花粉が原因で、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみと、さまざまな症状が出てくる季節性のアレルギー疾患で、花粉が舞っている時期を過ぎると症状も治まります。
スギの花粉で悩まされている人が8割で、ヒノキの花粉も途中から加わり、スギ花粉は2月~4月頃、ヒノキ花粉は4月~5月頃に飛散すると言われています。
花粉を排除すべき異物だと、体が認識してしまうと、花粉症の症状が出てきます。
肥満細胞の表面に付着する花粉に対する抗体(IgE抗体)が作られ、異物である花粉を排除しようとします。
花粉症の時期になると、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった、炎症を誘発する物質が放出されるので、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといったアレルギー症状が出てきます。


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2022花粉飛散状況「スギ・ヒノキ」はいつ?花粉の多い地域とは?まとめ
昨年も花粉の飛散量は多かったのですが、コロナ禍の影響で、緊急を要さない外出などは控えるように言われていたため、あまり症状が重くなる人が少なかったようです。
日頃からマスクをして、うがい手洗い、そして手の消毒なども日常的に行なっていたので、花粉症対策にもなっていました。
今は便利な携帯消毒グッズも出回っています。
外出先や外出後など、どこでもサッと消毒できるので大変便利です。
そして今年も、継続してマスクを着用しているので、外気に触れる目をガードできれば、少しは軽く済みそうですね!
今は花粉症対策グッズも種類が豊富なので、自分に合ったものを探してみるのも良いと思います。
花粉症は今後、もっともっと深刻化していくと思うので、軽いうちからの対策が必要ですね。
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