USJを再建したことで名を馳せた森岡毅さんが関与するテーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が、わずか2年で閉業を決定しました。
2026年2月28日(土)までの営業になります。
その影響が、同じく森岡さんが手がけた「ジャングリア沖縄」にまで波及し、「2年で終わるのでは?」という不安が広がっています。
本記事では、両施設に共通する構造的問題やスループット無視の経営リスクを分析しつつ、ジャングリアの未来がどうなるのかを考察していきます。
- ジャングリア沖縄とイマーシブ東京に共通する失敗の構造
- テーマパークが成功するために必要な3つの条件
- ジャングリアが閉業を回避するための具体的な改善策
ジャングリア沖縄は「2年で閉業」してしまうのか?結論と現状の評価
「2年で閉業」という言葉が、ジャングリア沖縄に影のように付きまとっています。
その背景には、類似プロジェクト「イマーシブ東京」の早期閉業があり、投資家や地元からの不安の声が高まっています。
では、本当にジャングリアも同じ道をたどるのか?現時点での評価と今後の可能性について冷静に考察していきます。
すでに51億円の赤字が示す経営の厳しさ
まず注目すべきは、ジャングリアが初年度から50億円超の赤字を出しているという点です。
これはテーマパークビジネスとしては極めて厳しいスタートであり、通常の感覚であれば撤退も視野に入るレベルだといえるでしょう。
ただし、これは開業時の大型投資と広告宣伝費、初期の運営コストが重なったことによるものであり、長期回収モデルを前提としている場合には必ずしも致命傷とは限りません。
「ガラガラ」の声と現場の実態は一致しているのか?
SNSや一部メディアでは「ガラガラ」「誰もいない」といった投稿が拡散され、実際の来園者数以上に悪いイメージが先行してしまっています。
しかし、現地の観光関係者によれば、繁忙期には家族連れや団体旅行者で一定の賑わいがあるという証言もあります。
つまり、実態は「完全な失敗」ではなく、マーケティングの失敗による“印象の悪化”が大きなダメージとなっているのです。
イマーシブ東京と共通する「失敗の構造」とは?
イマーシブフォート東京の閉業が話題となったのは、オープンからわずか2年足らずというスピード感によるものでした。
その背景にあったのは、構造的な経営課題と設計思想のズレであり、それはジャングリア沖縄にも共通しています。
ここでは、両施設に通底する「失敗の構造」を紐解いていきます。
スループット(処理能力)を無視した設計の限界
最も大きな問題は、スループット(時間当たりの処理可能人数)を軽視していたことです。
イマーシブフォート東京の演目型アトラクションは、1回あたりの参加人数が少なく、1日でこなせる顧客数が非常に限られていました。
演劇型アトラクションが抱える回転率の課題
「演劇型」のアトラクションという形式そのものが持つ回転率の悪さは、ビジネス的には致命的です。
一度に捌ける人数が少なく、人件費も高くつく構造は、長期的な持続が困難になります。
この設計思想のリスクは、ジャングリアにも通じる構造的欠陥です。
成功するテーマパークに共通する3つの条件
赤字が続くジャングリアや2026年2月28日(土)で閉業するイマーシブ東京とは対照的に、ディズニーやUSJなどのテーマパークは今も高い収益性を誇っています。
では、彼らに共通する「成功の条件」とは一体何なのでしょうか?
ここでは3つの要素に絞って、持続的に勝ち続けるテーマパークの条件を分析します。
高回転アトラクションによる大量処理能力
高回転で大量のゲストを捌けるアトラクションの存在は、どのテーマパークでも利益の柱です。
収益の鍵は「集客数」ではなく「処理能力とのバランス」にあります。
圧倒的IP力と物販戦略が利益を支える
「知っているキャラクター」への共感や期待が、圧倒的なリピート動機となります。
物販やグッズ戦略も利益構造を支える大きな柱です。
入園以外の多様な収益源を設計している
テーマパークの成功には、チケット以外の収益設計が欠かせません。
食事・グッズ・宿泊・イベントなど、複合的に利益を上げる構造が必要です。
レゴランドの成功から学ぶ「失敗からの復活戦略」
かつて酷評されたレゴランドが復活した背景には、価格戦略の柔軟さと地元に根ざしたリピーター施策がありました。
価格戦略と年間パスで地元を囲い込んだ事例
地元住民向けの年間パスや割引施策で、リピーターを確保する戦略が成功の鍵となりました。
批判を逆手にとった柔軟な対応がカギ
厳しい声を無視せず、改善・拡張・価格見直しを続けたことが、信頼回復につながりました。
ジャングリア沖縄は今後どう立て直すべきか?
閉業の懸念は現実的ですが、まだ立て直す余地は十分にあると思います。
そのために何を変えるべきか?を2つの視点から整理します。
IP強化と地元リピーター戦略の可能性
有名IPとのコラボや、地元住民向けの特典・イベントの導入が鍵となります。
演出の刷新とスループット改善が急務
少人数しか体験できないコンテンツから、高回転型アトラクションへの転換が求められます。
ジャングリア沖縄とイマーシブ東京の共通点と今後の可能性まとめ
両施設に共通する問題点は明らかになりました。
しかし、それを教訓として、スループット(処理能力)と収益構造を見直すことで未来は変えられるはずです。
「夢を売る場所」から「経済を生む拠点」へ。大変難しい課題ですが、今その進化が求められている時です。頑張ってほしいと思います。
- イマーシブ東京が開業2年で閉業を決定
- ジャングリア沖縄にも早期閉業の懸念が浮上
- 初年度から51億円超の赤字を計上
- SNSでの「ガラガラ」報道と実態にギャップ
- 共通する問題はスループットの低さと演出形式
- 成功するパークは高回転・IP・多収益が鍵
- レゴランドは価格戦略と地元戦略で再生
- ジャングリアはIP強化と設計見直しが急務
- 「夢」から「経済」へ進化できるかが分岐点
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