TBS日曜劇場「VIVANT」がついに最終回を迎えました。その背後には、公安監修として活躍した勝丸円覚さんの存在が大きく影響しています。
最終回は、79分SPで「あの日見た、夢の終わりに…」が放送されます。
勝丸さんは元公安警察官で、現在はセキュリティコンサルタントとして多方面での活動をしています。
今回は、勝丸さんの独占インタビューをもとに、ドラマの裏側や公安の実態、そして最終話への期待を深堀りします。
日曜劇場「VIVANT」最終回!79分SP放送日時と出演者
- 放送日時:9月17日(日)21:00〜22:19
- 放送局:TBS
出演者
堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、竜星涼、迫田孝也、飯沼愛、山中崇、河内大和、馬場徹、渡辺邦斗、古屋呂敏、内野謙太、富栄ドラム、林原めぐみ、二宮和也、櫻井海音、Martin Starr、真凛、水谷果穂、井上順、林遣都、高梨臨、林泰文、吉原光夫、内村遥、井上肇、市川猿弥、市川笑三郎、平山祐介、珠城りょう、西山潤、檀れい、濱田岳、坂東彌十郎、橋本さとし、小日向文世、キムラ緑子、松坂桃李、役所広司
出演者2
音尾琢真、花江夏樹、Barslkhagva Batbold、Tsaschikher Khatanzorig、Nandin-Erdene Khongorzul、Erkhembayar Ganbold
公安の監修としての勝丸円覚さんの役割
福澤監督が勝丸さんの著書を読んで感銘を受け、1年前に彼を招待したことから、この協力関係が始まりました。
勝丸さんは、福澤監督の独特のアイディアに感心し、公安監修としてアイディアの出し合いを行いました。
例えば、阿部寛さんが演じる野崎守が架空の国・バルカの国境を越える方法を考える際、勝丸さんは「偽造のパスポートを使ってロシアに逃げる」と提案し、それがドラマに取り入れられました。
ドラマでは、テロ組織「テント」のリーダー、ノゴーン・ベキ/乃木卓(役所広司さん)が息子・乃木憂助(堺雅人さん)に特定の任務について話していましたが、実際の公安の活動はもっと秘密裏に行われます。
勝丸さんも現役時代、同僚の活動内容を知らないまま活動していました。
情報の共有は一切行われず、外事警察の原則として、情報が漏れるリスクを考慮し、班の活動は他のメンバーには知らされないのです。
「別班」の存在と「ヒューミント」の重要性
「別班」の存在について、公然とは語られない情報や敵の意図は、人間による情報収集活動である「ヒューミント」を通じて得られると勝丸さんは述べています。
石破茂さんも以前のインタビューで「別班」の存在を示唆していましたが、公には認められていないのです。
実際に「VIVANT」放送後、勝丸さんは別班の関係者と接触し、その方から、現在は「別班」という名前ではなく、後継の組織があるとの情報を得たようです。
実際の活動は「ヒューミント」が中心で、商社などに潜入するようなことは、効率的ではないとの見解を示しました。
それよりも、情報提供者を持つ方が効果的だと語っています。
「VIVANT」最終話への期待とあらすじ
「VIVANT」は愛国心や家族の絆をテーマにしていますが、最終話ではそれらの愛の衝突が描かれることでしょう。
乃木が直面する選択は、非常に難しいものとなると思います。勝丸さんが知っている限り、ドラマの結末を正確に予想しているものは一つもありません。
どのシナリオが選ばれるかは放送を見ないとわからないのですが、驚きの結末が待っていると感じています。
「私は、この場所に別班の任務でやってきました」
と乃木さんが明かします。
乃木さんが、別班を裏切っていなかったことが明らかになります。
撃たれたと思われた別班のメンバーたちは、命に別状はなく、日本での生活を続けていました。
この事実に怒りを感じるノコルさん。その後、乃木さんの言葉に反応し、ベキさんが刀を取り出します。
困難な状況を乗り越えてきた親子の物語は、40年の時間を経てどのような結末を迎えるのでしょうか?
日本と中央アジアを舞台に、未知の冒険が繰り広げられます。
壮大な物語の中で、複雑に絡み合う人間関係が描かれていて、敵と味方の区別がつかない、深く考えさせられるオリジナルのドラマです。
「VIVANT」最終話の考察!的中を外した別班の謎・まとめ
「VIVANT」の裏側を知ることで、ドラマの深みやリアリティがより一層増すことを実感しました。
勝丸円覚さんの独占インタビューを通じて、公安の実態や「別班」の存在、そして最終話への期待を知ることができました。
最終話がどのような結末を迎えるのか、今から楽しみです。