楽天経済圏の人たちが、楽天の「改悪」状況に、離れていく可能性があると思われる、ポイント付与のルール変更に、SNSで不安の声が聞かれています。
それも、約1年のうちに続々と起きた実態から、ユーザーの不安はつのります。
楽天経済圏の人は、楽天ポイントで誘導され、クレジットカードや金融サービスなどを利用している人たちです。
そのポイント還元額やサービスが低下していく事態「改悪」が相次いでいて、ユーザー離れが加速しそうです。
では、どのようなサービス低下があったのか、みていきましょう！
楽天ポイント付与のルール自体を変更
例えば、1％還元（100円につき1ポイント）で、1ヶ月間で3回買い物したとして、その合計が10590円の場合は、105ポイントということで、合計金額に対してポイントが付与されていました。
それが、1回の買い物ごとにポイントが付くことに変更されることで、1回の買い物金額が3980円だとすると39ポイントということになります。
同じように、1ヶ月3回買い物をすることになると、その都度ポイントが付与されると、以前より目減りしてしまうことになります。
楽天市場をよく利用する人にとって、デメリットでしかないと思います。
これは、11月から適応となるので、お買い物ユーザーさんの動きが気になりますね！
楽天改悪されるけど、楽天市場での月々５万円以上の買物をしない人はそこまで獲得ポイント変わらないかな。楽天ポイントせどりとかをやりすぎたせいで改悪された感じですね。モバイルの会員ランクに関係なく、上限が一律2,000ポイントは2台持ちをやめるキッカケになりそう。#楽天改悪 pic.twitter.com/evPKk2RXb1
— 高配当✕優待投資＠静かな退職をしながらFIREを目指す (@4Q0W2L2iFj4SKdy) November 1, 2023
引用：ツイッター
なぜ楽天ポイントの見直しを？
上記のような、ユーザーに有利なやり方は、楽天サービスの良いところでもあったのに、なぜその都度のポイント付与になってしまったのでしょう？
それは他のサービス会社と、足並みを揃えたいということのようです。
Amazonもその都度の付与であるし、dカードやPayPayカードのポイントも使用ごとに付いています。
しかしAmazonと提携している三井住友カードや、またリクルートカードは、毎月の合計額にポイントが加算されるシステムで、リクルートカードの還元率が1.2％の高水準なので、改悪楽天からリクルートカードに乗り換える動きも出ています。
やはり少しでもポイントが貯まった方が、家計には助かりますよね？
SPU（スーパーポイントアッププログラム）も廃止！
2023年9月には、楽天市場アプリから決済するだけで「SPU＋0.5倍」を獲得出来ていた、SPU（スーパーポイントアッププログラム）も廃止されました。
そして楽天会員ニュースの購読者へのメリットで、誕生日の月に100～700ポイントをもらえていたサービスもなくなっているのです。
他にも、「SPU＋1倍」の特典が、楽天銀行の口座を使って、楽天カード利用代金を引き落とすだけでゲットできていたのに、2022年7月からは、購買の前月に楽天銀行で、給与・賞与・年金を受け取ることにしないと、もらえなくなってしまったのです。
またポイントの上限も、最大15000から一律5000に落ちてしまい、少しずつサービスが悪くなってきた感じです。
赤字回復のためサービスダウンしている？
2023年6月に発表された中間決算（国際会計基準）では、純損益が1399億円の赤字でした。
前年同期の赤字額と比べたら、少し抑えられていますが、中間期の赤字は4年連続ということです。
これはやはり、楽天モバイルの影響が大きいようです。
楽天改悪の原因は楽天モバイル？
そのようです。使用料が安いことが売りの楽天モバイルが、赤字を出した原因のようです。
そして、通信の基地局整備にかかる初期投資が、かなりリスクを抱えていたようで、楽天改悪に拍車をかけているようです。
2023年6月の中間決算（国際会計基準）では、純損益が1399億円の赤字だったようです。
2022年の同期では、1778億円の赤字だったので、少し赤字を抑えられていますが、それでもかなりの赤字額で、4年間続いているので心配ですね！
そして電波がつながりやすい、周波数帯「プラチナバンド」の獲得申請で、少しは緩和されるのかもしれませんが、立て直していくには時間がかかるでしょう。
楽天改悪ヤバすぎ。『SPUの内容変更で楽天経済圏が崩壊する』。12月1日から獲得上限ポイントが、最大93,000ポイント減る。楽天プレミアムカード特典分は消える。楽天銀行＋楽天カードの倍率は0.5倍に下がる。達成条件は楽天ブックス・Koboが3,000円、Fashionアプリ5,000円以上購入に上がる。5と0の日は… pic.twitter.com/vZIiDBu3PE
— とらうぃ🐯お得なセール、お金 (@trawi_site) November 1, 2023
引用：ツイッター
年会費有料の楽天カードのルールも変更
11月1日から、年会費有料の「楽天ブラックカード」「楽天プレミアムカード」「楽天ビジネスカード」のサービスの変更で、ユーザーさんから「史上最大の改悪」の声が聞かれています。
楽天プレミアムカードのポイント獲得上限を3分の1になり、海外ラウンジでも制限があるようです。
そして12月1日以降は、「楽天市場」を利用する時の、倍率増加の特典は廃止され、ポイントの倍率を最大5倍から最大3倍に変更するようです。
さらには、月間獲得ポイントの上限を、1万5000ポイントから5000ポイント、3分の1に下げるということで、サービス低下で「楽天改悪」と囁かれているわけです。
楽天経済圏の人たちにとってデメリットは続く・・・
11月1日までに、楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ビジネスカードに入会した会員には、年会費返金の受け付けを始めると発表されました。
受け付け期間は、11月1日〜24年1月8日までということで、SNS上では、
「楽天、改悪がやばすぎる」
「史上最大の改悪」
「12月になったら楽天プレミアムカードと楽天モバイル解約します」
といった声が飛び交っています。
「楽天経済圏」とは、日常生活に必要なあらゆるサービスを、楽天グループで統一するシステムのことを言います。
SNSでの楽天に関するコメント
引用：ツイッター
- 楽天改悪って言われていて、楽天証券も信用できないから、新NISAはSBIにしようかな？
- 楽天グループの株価も下がってる（泣）
- スマホ買ったけれど、故障商品で最悪な目にあったので、２度と買いません。
- 予想以上にユーザー離れがおきたら、さすがに改善措置は入ると思います。
- 借金のために、キャッシュが必要なんだと思います。
- どれだけユーザーが離れるかにもよると思います。
- ヘビーユーザーは減り、お買い物マラソンも、このポイントだとやる人がいるかな？
- ここまで改悪されると、ユーザーが減ってしまう気がします。
以上のような意見があり、今後の動きが気になるところです。
楽天改悪なぜ？ユーザー離れが加速しそうな予感・まとめ
「改悪」とは、改めてかえって悪くすることを指すのですが、「楽天改悪」なんて言われたら、今まで率先して利用していた楽天経済圏の人たちは、きっと離れていってしまいますよね？
何とか食い止めることはできないのでしょうか？
サービス向上をしていきユーザーさんを獲得していくことが、普通だと思うのですが、サービスが低下していきユーザーさんを獲得は難しいと思います。
今後のルールの内容の動きが、気になるところです。
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