神戸で開催されている絵本展「ずっとつながる えほんの世界 ―偕成社 子どもの本展―」が話題を集めています。
『はらぺこあおむし』『ノンタン』『からすのパンやさん』『100かいだてのいえ』『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』など、世代を超えて愛される名作絵本の世界を体験できる展覧会です。
巨大絵本やフォトスポット、原画・複製原画、編集資料、制作秘話など見どころが満載で、子どもはもちろん、大人も懐かしさと新たな発見を楽しめます。
この記事では、「ずっとつながる えほんの世界」の展示内容や見どころ、アクセス方法、混雑しやすい時間帯、親子で楽しむポイントまで詳しく紹介します。神戸へのお出かけや夏休みのイベント選びの参考にしてみてください。
- 人気絵本の世界を体感できる展示内容と見どころ!
- 原画・制作資料からわかる名作誕生の舞台裏
- アクセス・混雑時間・親子で楽しむポイント
⇒ 偕成社90周年の特別展「ずっとつながる えほんの世界」とは?ノンタン原画やはらぺこあおむしの貴重資料を神戸で満喫
神戸の絵本展はどんなイベント?見どころは「名作絵本の世界を体験できる」こと
神戸ファッション美術館で開催されている「ずっとつながる えほんの世界 ―偕成社 子どもの本展―」は、偕成社90周年を記念した特別展です。
長年親しまれてきた人気絵本の世界を、展示や体験型の演出を通して楽しめる内容になっています。
ここでは、イベントの概要や開催情報、子どもから大人まで幅広い世代に人気を集めている理由を紹介します。
「ずっとつながる えほんの世界」とは?
「ずっとつながる えほんの世界 ―偕成社 子どもの本展―」は、2026年に創業90周年を迎える出版社・偕成社を記念して開催されている特別展です。
会場には『はらぺこあおむし』『ノンタン』『からすのパンやさん』『100かいだてのいえ』『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』など、世代を超えて読み継がれてきた人気作品が集結していて、絵本の世界を五感で楽しめる展示が充実しています。
単に原画を鑑賞するだけではなく、巨大な絵本やフォトスポット、制作資料、映像展示なども用意されていて、作品が生まれるまでの背景や作者の思いまで知ることができるのが大きな魅力です。
開催場所・開催期間・アクセス情報
会場は神戸ファッション美術館(神戸市東灘区・六甲アイランド)です。
最寄り駅は六甲ライナー「アイランドセンター駅」で、駅から徒歩すぐとアクセスしやすく、小さな子ども連れでも移動しやすい立地となっています。
開館時間は10:00~18:00(最終入館17:30)で、休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日)です。
開催期間や観覧料、イベント情報は変更される場合もあるため、来館前には公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
子どもから大人まで楽しめる理由
この展覧会が人気を集めている理由は、子どもと大人がそれぞれ異なる楽しみ方ができることにあります。
子どもは大好きなキャラクターの世界に入り込めるフォトスポットや体験展示を楽しめる一方、大人は原画や編集資料、ラフスケッチなどから作品づくりの裏側を知ることができます。
さらに、親子で同じ絵本を見ながら思い出を共有したり、子どもの頃に親しんだ作品と再会したりできる点も大きな魅力です。
懐かしさと新しい発見の両方を味わえる展覧会として、絵本ファンはもちろん、夏休みのお出かけ先を探している家族にもおすすめできるイベントとなっています。
はらぺこあおむし展で見逃せない展示
『はらぺこあおむし』のコーナーは、本展の中でも特に人気を集めている展示エリアの一つです。
作品の世界観を体感できるフォトスポットに加え、日本ではなかなか見る機会のない貴重な資料も公開されています。
絵本が好きな方はもちろん、子どもと一緒に訪れる方も楽しめる見どころを紹介します。
巨大絵本や名場面を再現したフォトスポット
展示エリアでは、『はらぺこあおむし』の世界に入り込んだような気分を味わえるフォトスポットが用意されています。
巨大な絵本や色鮮やかな果物、あおむしなど、物語の名場面を再現した展示が並んでいて、小さな子どもでも直感的に作品の世界を楽しめる工夫が施されています。
絵本を開いたようなデザインの展示は写真映えも良く、家族や友人との思い出づくりにもぴったりです。
実際に絵本の主人公になったような写真を撮影できることから、多くの来場者が足を止める人気スポットになっています。
エリック・カールと編集部の貴重な手紙を初公開
この展覧会では、作者エリック・カール氏と偕成社編集部がやり取りした貴重な手紙も公開されています。
制作や出版に関するやり取りが残された資料からは、作品づくりに込められた思いや、日本で長く愛される絵本になるまでの歩みを知ることができます。
完成した絵本だけでは分からない背景に触れられるため、長年『はらぺこあおむし』を読んできた方にとっても新たな発見があるでしょう。
また、関連資料や制作過程を紹介する展示も充実していて、世界的な名作がどのように生み出され、多くの読者へ届けられたのかを知ることができる点も、この展覧会ならではの見どころです。
ノンタン・からすのパンやさんの展示内容

長年親しまれてきた『ノンタン』や『からすのパンやさん』の展示では、作品が誕生するまでの制作過程や作者のこだわりを知ることができます。

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完成した絵本だけでは見えない原画やラフ原稿、映像展示などが充実していて、作品の魅力をより深く味わえる内容です。
子どもはもちろん、大人にとっても懐かしさと新たな発見を楽しめる見どころを紹介します。
ノンタンの原画・ラフ原稿を展示
『ノンタン』の展示では、原画やラフ原稿など、普段は見る機会の少ない制作資料が紹介されています。
完成版のイラストと見比べることで、線の描き方や色づかい、キャラクターの表情がどのように仕上げられていったのかが分かり、作品づくりの過程を身近に感じられます。
長年親しまれてきたノンタンが完成するまでの試行錯誤を知ることで、何気なく読んでいた絵本にも新たな魅力を発見できるでしょう。

作者キヨノサチコさんの制作秘話
展示では、作者・キヨノサチコさんの制作にまつわるエピソードも紹介されています。
どのような思いでノンタンというキャラクターが生まれたのか、子どもたちに寄り添う作品づくりへの考え方などを知ることができ、シリーズが長年愛され続けている理由を感じられます。
キャラクターのかわいらしさだけでなく、作品に込められた温かなメッセージにも触れられるため、大人の来場者からも高い評価を集めています。
キヨノサチコのプロフィール
引用:ウィキペディア
- 1947年〜2008年6月19日没
- 本名:清野 幸子
- 職業:絵本作家
- 出身:東京都
1976年に絵本作家として『ノンタンぶらんこのせて』でデビュー
ノンタンの制作をサポートした大友康匠と結婚
その後、別居し離婚
ノンタンの権利をめぐって、元夫・大友康匠と裁判
アメリカ合衆国に移住
病気を患い、治療のため日本国内の病院へ(2008年)
脳腫瘍により60歳で死去
かこさとし作品の複製原画と映像展示
『からすのパンやさん』をはじめとするかこさとし作品の複製原画や映像展示も見逃せないポイントです。
細部まで丁寧に描き込まれた複製原画を間近で鑑賞すると、パンの種類の多さや街並みの描写など、絵本では見落としがちな細かな表現にも気付くことができます。
さらに映像展示では、作品に込められた思いや制作背景について分かりやすく紹介されていて、子どもにも理解しやすい内容となっています。
絵本を読むだけでは伝わりにくい作者のこだわりや創作への情熱に触れられることも、この展示ならではの魅力です。
100かいだてのいえ・銭天堂の世界も体験できる
近年の人気シリーズである『100かいだてのいえ』と『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の展示も、本展の大きな見どころです。
作品の世界観をそのまま再現したような演出が数多く用意されていて、絵本や物語の中に入り込んだような体験が楽しめます。
子どもだけでなく、大人も思わず写真を撮りたくなる展示がそろっています。
100かいだてのいえの構図の秘密
『100かいだてのいえ』の展示では、縦に伸びる独特の構図がどのように生み出されたのかを知ることができます。
作品には、それぞれの階に異なる住人が暮らしていて、細かな暮らしぶりまで丁寧に描かれています。展示では、ページを大きく再現したパネルなどを通して、作者が細部まで工夫を重ねて制作したことが分かります。
普段は一気に読み進めてしまう場面でも、一つひとつの部屋や小物に注目すると新しい発見があり、何度も読み返したくなる魅力を感じられるでしょう。
銭天堂のセットやお菓子のレプリカ展示
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』のコーナーでは、作品に登場する駄菓子屋のセットや、お菓子のレプリカが展示されています。
店内の雰囲気や商品棚などが細かく再現されていて、まるで物語の主人公になったかのような気分で見学できます。
人気のお菓子もリアルに再現されているため、物語を読んだことがある方なら「あのお菓子だ」と思わず見入ってしまうでしょう。

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写真撮影を楽しめるエリアもあり、作品のファンにとって思い出に残る展示となっています。
作品の世界観を楽しめる演出
会場全体では、作品ごとに異なる世界観を体感できる空間演出が工夫されています。
大型パネルや立体展示、映像などを組み合わせることで、絵本や児童書の中へ入り込んだような没入感を味わえるのが特徴です。
それぞれの作品の雰囲気を大切にした展示構成になっているため、次のコーナーへ進むたびに違った楽しさを感じられます。
読むだけでは味わえない「体験する絵本展」として、子どもから大人まで夢中になれる内容に仕上がっています。
偕成社90周年だからこそ見られる貴重な資料
本展では、偕成社の90周年を記念した展覧会ならではの貴重な資料も数多く公開されています。
完成した絵本だけでは分からない制作過程や編集者とのやり取りなど、作品が誕生するまでの舞台裏に触れられるのも大きな魅力です。
絵本ファンはもちろん、ものづくりに興味がある方にとっても見応えのある展示内容となっています。
編集資料やラフスケッチ
展示では、編集資料やラフスケッチなど、制作の過程が分かる貴重な資料が公開されています。
完成版の絵本では見ることのできない下描きや構成案、編集段階での修正内容などからは、一冊の絵本が完成するまでに多くの試行錯誤が重ねられていることが伝わってきます。
作品ごとに異なる制作スタイルや表現方法を比較しながら鑑賞できるため、普段とは違った視点で絵本の魅力を楽しめるでしょう。
原画・複製原画の見どころ
本展では、作品に応じて原画や複製原画が展示されていることも大きな見どころです。
原画では筆遣いや色彩、紙の質感まで間近で鑑賞できる一方、複製原画では細部まで鮮明に再現された作品をじっくり楽しめます。
印刷された絵本では気付きにくい細かな描写や色の重なりなども確認できるため、お気に入りの作品を新鮮な気持ちで味わえるでしょう。
作者の息づかいまで感じられるような繊細な表現に注目しながら鑑賞すると、より深く作品を楽しめます。
作品が誕生するまでの舞台裏
完成した一冊の絵本の裏側には、作者だけでなく編集者やデザイナーなど、多くの人が関わっています。
会場では、その制作過程を紹介する展示も充実していて、企画から完成までの流れを分かりやすく知ることができます。
作品がどのような経緯で生まれ、多くの子どもたちへ届けられてきたのかを知ることで、長年読み継がれてきた理由を改めて実感できるはずです。
90周年という節目だからこそ実現した特別な展示も多く、絵本の歴史や出版文化に触れられる貴重な機会となっています。
親子にも大人にもおすすめの楽しみ方
「ずっとつながる えほんの世界」は、展示を見るだけでなく、思い思いの方法で楽しめる体験型の展覧会です。
子どもと一緒に思い出を作りたい方はもちろん、子どもの頃に親しんだ絵本と再会したい大人にもおすすめできます。
ここでは、来場したらぜひ体験したい楽しみ方を紹介します。
フォトスポットを満喫する
会場内には、人気作品の世界観を再現したフォトスポットが各所に設けられています。
『はらぺこあおむし』や『100かいだてのいえ』、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』など、作品ごとに異なる演出が楽しめるため、展示を巡りながら写真撮影を満喫できます。
子どもが主人公になったような一枚を撮影できるだけでなく、大人同士でも思い出に残る写真を残せることから、幅広い年代の来場者に人気です。
混雑時は譲り合いながら利用し、周囲の来場者にも配慮して撮影を楽しみましょう。
えほんのひろばで約150冊を自由に読む
会場内には約150冊の絵本を自由に読める「えほんのひろば」が用意されています。
展示で興味を持った作品をその場で手に取って読めるため、展示と読書を組み合わせて楽しめるのが魅力です。
親子で一緒にページをめくったり、気になっていた作品を読み比べたりと、それぞれのペースでゆったり過ごせます。
展示を見終えた後に立ち寄ると、作品への理解がさらに深まり、より充実した時間を過ごせるでしょう。
絵本ファン・昔読んだ大人も楽しめるポイント
この展覧会は、子ども向けのイベントというだけではありません。
子どもの頃に親しんだ絵本と再会できることも、多くの大人が楽しめる理由の一つです。
原画や編集資料、制作秘話などを通して作品を改めて見つめ直すと、子どもの頃とは異なる視点で物語の魅力や作者の思いに気付くことがあります。
また、親子三世代で訪れれば、それぞれが好きだった絵本について語り合うきっかけにもなります。
世代を超えて思い出や感動を共有できることこそ、「ずっとつながる えほんの世界」の大きな魅力といえるでしょう。
神戸の「ずっとつながる えほんの世界」へ行く前に知っておきたい情報
展覧会をより快適に楽しむためには、開催期間やアクセス方法、混雑しやすい時間帯を事前に確認しておくことが大切です。
特に夏休みや土日祝日は来場者が増えるため、余裕を持ったスケジュールで訪れることをおすすめします。
ここでは、来館前に押さえておきたい基本情報をまとめました。
開催期間・休館日
「ずっとつながる えほんの世界 ―偕成社 子どもの本展―」は、開催期間が決められている期間限定の展覧会です。
2026年6月20日から8月30日まで開催されています。
神戸ファッション美術館の休館日は基本的に月曜日ですが、祝日にあたる場合は開館し、その翌平日が休館となります。
また、開館時間は10:00~18:00(最終入館17:30)です。
開催期間や開館日、関連イベントの実施状況が変更される場合もあるため、来館前には公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
アクセス方法
会場の神戸ファッション美術館は、六甲ライナー「アイランドセンター駅」から徒歩約3分と、公共交通機関でアクセスしやすい場所にあります。
JR住吉駅や阪神魚崎駅から六甲ライナーを利用すれば、乗り換えも比較的スムーズです。
車で来場する場合は、六甲アイランド内の駐車場を利用できますが、休日やイベント開催日は満車になることもあります。
公共交通機関を利用すると、混雑時でも比較的スムーズに来館できるでしょう。
混雑しやすい時間帯の目安
土日祝日や夏休み期間は、午前11時頃から午後3時頃にかけて混雑しやすい傾向があります。
特に親子連れが多く訪れる日は、人気のフォトスポットや体験コーナーで待ち時間が発生することもあります。
ゆっくり展示を見学したい場合は、開館直後の午前中や午後遅めの時間帯を選ぶと、比較的落ち着いて鑑賞しやすいでしょう。
混雑状況は日程や天候によって変わるため、時間に余裕を持って訪れると、写真撮影や「えほんのひろば」も十分に楽しめます。
神戸で開催される絵本展「ずっとつながる えほんの世界」まとめ
「ずっとつながる えほんの世界 ―偕成社 子どもの本展―」は、人気絵本の魅力をさまざまな角度から体感できる展覧会です。
展示やフォトスポット、貴重な資料など見どころが豊富で、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめます。
最後に、この展覧会の魅力を改めて振り返ります。
子どもも大人も楽しめる体験型展覧会
本展は、見るだけでなく体験しながら楽しめる展覧会として、多くの来場者から注目を集めています。
作品の世界を再現したフォトスポットや立体展示、映像展示などが充実していて、小さな子どもでも飽きることなく楽しめます。
一方で、大人にとっては原画や編集資料、制作秘話などを通して、作品の新たな魅力に触れられる貴重な機会となっています。
名作絵本の魅力を改めて感じられるイベント
『はらぺこあおむし』『ノンタン』『からすのパンやさん』『100かいだてのいえ』『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』など、世代を超えて愛される名作が一堂に集まることも、この展覧会ならではの魅力です。
完成した絵本だけでは分からない制作の背景や作者の思いに触れることで、それぞれの作品をより深く理解できるでしょう。
子どもの頃に読んだ思い出の一冊と再会したり、新たなお気に入りの作品を見つけたりと、幅広い世代が楽しめるイベントとなっています。
夏休みのお出かけにもおすすめ
夏休み期間は、親子で楽しめるお出かけ先を探している方も多いでしょう。
本展は、展示・体験・読書を一度に楽しめる充実した内容となっていて、一日を通してゆったり過ごせます。
フォトスポットで思い出を残したり、「えほんのひろば」でお気に入りの作品を読んだりと、家族それぞれの楽しみ方ができるのも魅力です。
神戸で夏休みのお出かけ先を探している方や、絵本の世界を存分に味わいたい方は、ぜひ「ずっとつながる えほんの世界 ―偕成社 子どもの本展―」へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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