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たつき諒さんの「日本の終末予言」が香港で大拡散!SNSデマがもたらした経済損失とは?

お役立ち情報

「日本の終末予言」がSNSで拡散され、特に香港では現実的な影響を及ぼしています。

きっかけは、たつき諒さんの漫画『私が見た未来 完全版』に描かれた夢の内容で、2025年7月に災難が起きるという記述です。

この情報が誤解されて「2025年7月5日に災害が起きる」とされ、航空便のキャンセルや運休、さらには5600億円もの経済損失に発展しているのです。

この記事では、デマの出どころと拡散の経緯、香港社会や日本経済への具体的な影響、さらにたつき諒さんの真意について詳しく解説します。

この記事を読むとわかること

  • たつき諒さんの夢が予言と誤解された背景
  • 香港でのSNS拡散と経済への深刻な影響
  • 予言デマへの公的機関と本人の見解

たつき諒 外した予言と発言していない内容を徹底検証

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日本の終末予言デマの出どころと真相:たつき諒さんの漫画が誤解された理由

2025年7月5日に日本で大災害が起きるという情報が、香港のSNSを中心に急速に拡散しています。

この情報の出どころは、漫画家・たつき諒さんによる『私が見た未来 完全版』という作品に描かれた「予知夢」の内容です。

しかし実際には、その内容とSNS上での解釈には大きな乖離があるのです。

「私が見た未来 完全版」の内容とは?

この作品は、たつき諒さんが過去に見た夢と、その後の出来事との“一致”をまとめた一種の記録作品です。

特に注目されたのは、2025年7月に「南の太平洋で水が盛り上がる」という記述です。

しかしこれは未来の災害を予知したものではなく、「自分がそのような夢を見た」と記録したもので、科学的な裏付けは一切ありません。

予知ではなく「夢の日付」が独り歩きした背景

SNSで話題となった「7月5日」という日付は、実際に夢を見た日(2021年7月5日)であり、災害が起きるとされた予知日ではありません。

それにも関わらず、一部のYouTuberやSNSインフルエンサーが誤解や演出を交えて拡散し、その情報が信じられてしまいました。

根拠のない情報であるにもかかわらず、大衆心理や不安をあおる形で拡散されていったのです。

@tv_asahi_news 「7月5日に日本大災害」香港でSNS拡散 航空運賃は異例の下落 経済損失5600億円試算 #テレ朝NEWS #tiktokでニュース ♬ オリジナル楽曲 – テレ朝NEWS【公式】

引用:TikTok

デマ拡散の中心は香港SNS:なぜ信じられたのか?

香港ではこの「終末予言」に対して過剰な反応が見られ、SNS上で「日本旅行は控えるべきだ」といった投稿が急増しました。

その理由は、文化的背景と情報環境にあります。

日本とは異なる情報リテラシーと、風水文化など信仰的要素が合わさり、情報の誤認が加速されたのです。

風水文化と終末思想の結びつき

香港や中国本土では、風水や占いといったスピリチュアルな思想が日常的に信じられている傾向があります。

そのため、「災難を避けるために行動を変える」という判断が、今回のように極端なかたちで現れることもあります。

予言に対する信仰的な受け止め方が、経済行動にまで影響を与えてしまったのです。

影響力あるインフルエンサーによる拡散

香港を中心とした中国語圏では、影響力のあるインフルエンサーがこの話題を取り上げ、あたかも「事実」であるかのように動画や投稿で語りました。

結果として、数百万人規模の人々がこの情報に接し、一部の人々は本気で危機を感じてしまいました。

SNS時代の情報拡散のスピードと影響力の大きさを如実に表しています。

航空便キャンセルや運休相次ぐ:経済的影響は5600億円超

このデマが実体経済にまで影響を与えていることが、さらに深刻な問題です。

実際、香港から日本への航空便がキャンセルや減便され、観光業界を直撃しています。

専門家による試算では、経済損失はおよそ5600億円規模に上るとされています。

成田〜香港便が破格の値下げに

影響は航空運賃にも表れていて、成田〜香港間の格安航空は片道4,100円という異例の安値となりました。

燃油サーチャージや税金を含めても、往復3万円以下という破格です。

これは需要の急減により、価格を大幅に下げざるを得なくなった結果です。

インバウンド需要の激減と経済損失の試算

観光需要の低下により、ホテルや飲食、交通などの各業界に広く影響が及んでいます。

特に夏休みシーズンを目前に控えたこの時期の打撃は大きく、地域経済の回復にも遅れが生じると懸念されています。

旅行業界はもちろん、小売業や観光施設など幅広い業種が被害を受けているのです。

気象庁とたつき諒さんのコメント:事実と冷静な対処を

こうした不安に対して、日本の公的機関や当事者もコメントを出しています。

冷静な情報確認の重要性が、改めて問われています。

気象庁「科学的に予知は不可能」

気象庁の野村竜一長官は、「現在の科学的知見では、日時と場所・大きさを特定した地震予知は不可能です」と明言しました。

つまり、「2025年7月5日に大災害が起きる」という情報は、完全なデマだということです。

国としても根拠のない不安に惑わされず、正確な情報に基づいて行動してほしいと呼びかけています。

たつき諒さん「日付の指定はしていない」

たつき諒さん自身も、「私はあくまで2025年7月に何かが起きる夢を見ただけで、日付は特定していません」とコメントしています。

また、「防災意識が高まるきっかけになったことは良いこと」と冷静に受け止めていて、情報の受け手側の判断力の重要性を示唆しています。

「7月5日は夢を見た日であって、予言の日ではない」

という説明を、読者はしっかりと理解しておく必要があります。

日本の終末予言・香港・たつき諒さん漫画の関係性と今後の課題まとめ

今回の騒動は、1つの漫画作品がSNS上で誤解・誇張され、現実の経済や社会に影響を及ぼした事例として、非常に重要な教訓となります。

情報社会においては、「誰が」「なぜ」「どのように」その情報を発信しているのかを見極めるリテラシーが求められます。

根拠のない予言よりも、防災・減災に向けた現実的な準備こそが、私たちの生活を守る鍵になりますね。

そしてどちらかと言うと、太陽フレアの心配をした方が良いと思いました。

太陽フレアと地震活動との相関を考える!科学的にはどうなの?

この記事のまとめ

  • たつき諒さんの夢が災害予言として誤解され拡散
  • 「7月5日予言」がSNSで事実のように広まる
  • 香港では航空便キャンセルや旅行回避が続出
  • 経済損失は5600億円との試算も
  • 気象庁は「科学的に予知は不可能」と否定
  • たつき諒さんは「日付の指定はしていない」と明言
  • 防災意識が高まる一方、情報リテラシーの課題も
  • 予言より正確な情報と備えの重要性を提起

引用:【楽天】

私が見た未来 完全版 [ たつき諒 ]

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