都内のイベントで、3000個以上を売り上げた焼き菓子店のマフィンから異臭が・・・
糸を引き、納豆みたいな臭いがしたとSNSで多くのコメントがあり、店側は謝罪し自主回収を始める模様です。
また腹痛を訴えている人もいて、食中毒が発生したと報告があり、どのように製造していたかが明らかになりました。
マフィンで食中毒「凄く臭い、腹痛と吐き気」お店の様子は？
土日に東京ビッグサイトで開催されていたイベントで、お店はマフィンやパウンドケーキを売っていました。
そしてそのイベントで、3000個以上を売り上げました。
しかしその後異変を訴える声が・・・
SNS上では、
- 納豆のような臭い
- 凄く臭い・・手が臭い人が作ったのかな？
- 糸が引いてた・・吐き出したけど、腹痛と吐き気
などのコメントが挙がっていました。
お店は、東京目黒区の住宅街にある焼き菓子店「HoneyHoney XOXO」
店先には、「ごめんなさい 準備中」の文字が・・・
お店の売りとコンセプトは？健康への危険度は上級クラス！
このお店の売りは、防腐剤や添加物を使わずに、市販品と比べて砂糖を半分以下にして作る焼き菓子です。
そして、子供も安心とアピールしていましたが、その商品のマフィンが問題になっています。
土日に東京ビッグサイトで開催されていたイベントで、マフィンやパウンドケーキを売っていました。
腹痛などの体調不良を訴える人が、相次いでいました。
その後、店側はSNS上で、食中毒が発生したと謝罪し、自主回収を進めるとしていました。
厚生労働省は、マフィンのリコール情報を公開し、9種類約3000個が回収対象になりました。
健康などの危険度は、最も上のクラスに分類され、フグなどの有毒魚や、毒キノコなどの有毒植物、ガラス片などが混入した食品などと同等で、重篤な健康被害や死亡の原因になりうる状況だということ、そして食品衛生法違反の恐れがあるということです。
マフィンの製造過程での温度とかけた日数・専門家の意見
お店側はSNS上で、イベント用のマフィンは、1人で5日間かけて製造していたと説明しています。
保管方法は、クーラーをガンガンにかけて、18度以下を保っていたけれど、外気温が高かったために、何個か傷んでしまった可能性があると思われるそうです。
食中毒に詳しい専門家は、砂糖を少なくしていることは、日持ちが悪くなると指摘していて、日持ちしないということを意識して、製造しなければいけないと言っています。
時間をかけてたくさん作って、その結果、古いものから問題が起こっているのではないかと・・
保管期間が長かったために、事故に結びついてしまったようです。
保管方法に関しても、衛生管理の意識や知識が弱かったように思うと。
店側は、被害に遭われたお客様に対して、謝罪の言葉を述べていて、お客様への対応を優先させていただきますとコメントしています。
マフィンとは？
マフィンは、小さなケーキのような形をした焼き菓子です。
一般的には小さくて丸い形をしていて、甘いものから、果物やナッツ、チョコレートなどさまざまな種類があります。
時には、野菜やチーズを使った塩味のマフィンなどもあります。
普通、朝食や軽食として食べられることが多いです。
マフィンの製造工程は？
以下は、マフィンの製造工程になります。参考までに載せてあります。
- 材料の準備 : マフィンを作るために必要な材料を用意します。一般的な材料には小麦粉、砂糖、卵、バターまたは油、ベーキングパウダー、塩などが含まれます。また、フルーツ、ナッツ、チョコレートチップなどの追加の材料がある場合もあります。
- 材料の混合 : 乾燥した材料（小麦粉、砂糖、ベーキングパウダー、塩など）と液体の材料（卵、バターまたは油、牛乳など）を別々のボウルで混ぜます。その後、両方の材料を組み合わせ、よく混ぜて均一な生地を作ります。
- 種類の追加 : 必要に応じて、フルーツ、ナッツ、チョコレートチップなどの追加材料を生地に加えます。これにより、マフィンに特有の風味や食感が加わります。
- マフィン型への充填 : マフィン型に生地を充填します。型は通常、マフィンを焼くための特別なカップ型やシリコン型が使用されます。
- 焼成 : オーブンで指定された温度でマフィンを焼きます。通常、焼成には15〜25分程度かかりますが、焼き加減やレシピによって時間は異なります。焼き上がりは金茶色になり、竹串を刺して生地がついてこなければ焼き上がりです。
- 冷却と保存: 焼き上がったマフィンは少し冷ましてから取り出し、完全に冷やしてから保存容器に移し保存します。
このようにして、マフィンが一般的に作られます。
マフィン自体で食中毒を引き起こす可能性は、高い？低い？
マフィン自体で、食中毒を引き起こす可能性は低いですが、食品安全に気を配ることが重要です。
マフィンを含む食品が、食中毒の原因になる可能性がある主な理由は以下の通りです。
- 生の卵や生地 : 生の卵を含むマフィンの生地を食べると、サルモネラ菌などの細菌感染のリスクがあります。このため、生の卵を使う場合は注意が必要です。
- 不十分な調理 : マフィンの調理が不十分な場合、内部が十分に加熱されていない可能性があります。これにより、細菌や微生物が残る可能性があります。
- 清潔な環境での調理 : マフィンを作る際に清潔な手と器具を使うことが重要です。十分な衛生管理が行われない場合、細菌の感染リスクが高まります。
食中毒を防ぐためには？
食中毒を防ぐためには、以下の点に留意することが重要です。
- 生の卵を使う場合、適切に保管し、十分に加熱することが大切です。
- 食品を調理する際には、手と調理器具を常に清潔に保ちます。
- 食材の保存や調理の際には、適切な温度管理を行います。
これらの基本的な食品安全対策を守ることで、マフィンを含む食品からの、食中毒のリスクを減らすことができます。
マフィンで食中毒「糸引く・納豆みたいな臭い」まとめ
都内のイベント出した焼き菓子店のマフィンから、食中毒が出たということで店側は自主回収をするということですが、疑問点は、3000個以上を売り上げた焼き菓子を、1人で5日かけて製造したという点にあると思います。
普通、焼き菓子店は、スタッフさんが何人かいて製造していると思うのですが、3000個以上も売り上げたということは、それ以上の数を1人で製造したことになります。
それだけの製造規模のあるお店で、1人で製造するところが普通では考えられないと思います。
もし他にスタッフがいれば、イベントに出す前に気づいたはずです。
人を雇用できないくらいに、経営が悪化していたのでしょうか？
せめてイベントの前だけは、サポートしてくれる人を雇うべきだったのでは？と思ってしまいました。
一度食中毒を出してしまうと、なかなか信用を取り戻すことは大変です。
それだけ神経を使って、食品を取り扱っているお店ではどこも、対応していると思います。
このお店の今後が、ちょっと気になってしまいました。
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