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(研究開発)米国イェール大学の研究とその裏の顔 形状記憶合金ロボティクス研究とは?

生活

米国コネチカット州ニューヘイブン市にあるイェール大学では、「ソフトロボティクス」と呼ばれるロボット研究の分野があり、柔らかい布をスイッチひとつで1000倍の堅さにするロボット工学の分野で期待されています。

将来的には防災や医療に利用され、形状記憶合金を利用したロボットが活躍するようになります。

米国イェール大学は偉大な研究者や裁判官、国会議員などを多数輩出している大学で、しかしその裏側で悲惨な事件などもあり、44年の禁固刑を受けた研究員もいます。

米国イェール大学について少し調べてみたので、一緒に見ていきましょう。

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米イェール大学とは?(ウィキペディアより)

イェール大学は、1701年米国コネチカット州ニューヘイブン市に創設した私立大学です。

アメリカ東部の名門大学群アイビー・リーグに所属する8大学のうちの1校であり、世界最高峰の大学の1つとして数えられています。

5人の大統領、19人の米国最高裁判所判事、49人以上のノーベル賞受賞者 、5人のフィールズ賞受賞者、500人以上の米国議会議員 、247人のローズ奨学生、119人のマーシャル奨学生を輩出しています。


米イェール大学殺人事件とは?

米イェール大学の動物実験室での研究員であるアニー・レーさん(当時24)が、性的暴行を加えられ殺害され、遺体が研究棟の壁の中から発見され、その犯人である同研究員のレイモンド・クラーク被告(当時26)に、禁固刑44年の判決が出され、仮出所も認められず70歳になるまで出所できないほどの残虐な殺人事件がありました。

殺されたアニー・レーさん(当時24)は2009年9月3日に結婚式を控えていて、レイモンド・クラーク被告(当時26)は大変潔癖症でマウスの管理でいつもアニー・レーさんと対立していたそうです。

しかしアニー・レーさんに好意を寄せていたところもあり、結婚を間近に控えたアニー・レーさんを殺害してしまったようです。


形状記憶合金のワイヤーを利用した、物の堅さを変えられるロボット

イェール大学にはソフトロボティクスと呼ばれるロボット研究の分野があり、強度的、構造的な面で適度な柔らかさを備えたロボットを作ろうとしています。

柔らかい布をスイッチひとつで、1000倍の堅さに変えることに成功し、形状記憶合金と組み合わせた「ロボット・ファブリック」の開発に至り、ソフトロボティクスの分野に大変貢献しています。

近年開発された「フィールズ・メタル」という特殊な金属は、62℃という温度で液化するのです。

このフィールズ・メタルの分子を含んだ「エポキシ樹脂」で、繊維を作ることに成功し、それを織った布は、62℃以上に温めるとラテックス(合成ゴム)くらいの柔らかさに変化し、また62度以下の常温に戻すと硬質アクリルほどで1000倍ほど堅く変化します。

布には電熱線が通してあり、そして形状記憶合金のワイヤーも布に縫い込んでいるので、温度変化によって形を変えるのです。

将来的には自動的に展開する避難用のテントや、医療用の絞圧器(止血に用いる)などに応用されます。

また、人の身体機能を何らかの形で補う衣服を作る可能性もあるようで、今後の活躍が期待されます。


まとめ

米イェール大学には有能な人材が研究や経営学を学んでいて、AI(人工知能)やロボティクスなど最先端技術の開発が期待され、今後の生活の基盤になっていくと思います。

しかしその裏側では残虐な殺人事件があり、44年の禁固刑でほぼ一生を独房の中で過ごさなければならない有能な研究員も出てしまっているので、研究者でも感情を持つ人間だということがよくわかりました。

災害時に活躍できる避難用のテントが一家に1つ用意できれば、もし家を失ってしまっても一時的な住まいになり安心ですね。

早く実現できる日がくると良いと思いました。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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