王様ランキング14巻では、以前ボー王国の光の一族がゲスラン国となり、ボッジやカゲ、そしてデスハーがたどり着いたクヒャ国を襲う展開になり、商人のオーナーを助けた足の不自由な杖の男は、敵なのか味方なのかが徐々にわかってきます。
少し矛盾している点は、ゲスランが依頼したのは盗賊で、盗賊は金銀財宝のある豊な国を狙うものです。
しかしクヒャ国は、王様ランキング下位の国で、国自体が貧しいのです。
盗賊から見れば、骨折り損のくたびれ儲けになるわけです。
王様ランキング14巻ゲスラン国がクヒャ国を襲う!ゲスランが狙う目的とは?
これは仮説にしか過ぎないのですが、ゲスラン国はボー国王が統制をとっていたボー王国が、ボー国王の死後に光の一族の長であるゲスランに引き継がれただけの国なのです。
ボー王国の時には、影の一族も存在していて、ボッジの友達のカゲもボー王国に住んでいました。

そしてボー王国の伯爵令嬢であるポイーズ嬢も住んでいました。
しかし光の一族により、影の一族はカゲ一人残し滅んでしまったのです。
人口が半分になってしまったゲスラン国なので、とにかく国民を増やしたいと考えたのでしょう。
そこで貧しい民であれば自由が利いて、もしかしたら奴隷のように使えるのではないかと、そこまで考えているのかわかりませんが(笑)、とにかく吸収合併したかったようです。
王様ランキング14巻ゲスラン国がクヒャ国を襲う!盗賊に依頼するゲスラン
ゲスランのシナリオはこうです。
- 盗賊たちが街に侵入して、民から金目のものを奪い暴れ回ります
- そこへゲスラン率いる一族が現れ、民の命を助けます
- クヒャ国民から強い支持を受けるゲスラン国は、強いゲスラン国の下にいた方が安全だと思い、ゲスランに従うようになります
- 国民はクヒャ国王に申し入れて、ゲスラン国との合併に国王を賛同させます
- クヒャ国はゲスラン国の下に入り、二つの国は合併して大きくなるのでした
以上のようなシナリオが、ゲスランの頭の中で成り立っていたのではないかと思います。
こうなったらゲスランの思う壺ですね?
王様ランキング14巻ゲスラン国がクヒャ国を襲う!ボッジとカゲはクヒャ国の城に招待される
クヒャ国の姫メッシに、ボッジとカゲは出会い城に招待されます。
3人を乗せた白馬は城の中に入って行き、トマトを使って殺し合いごっこをしている、兵士長のサディと、副長のリンギに出くわします。

サディはとても強く、国内の兵士が束になってかかっても負けない強靭の肉体を持っていますが、カゲはボッジには叶わないと言い切ります。
メッシはサディのことが好きみたいです^^
リンギはボッジの情報を、ボッス国の非力なボッジ王子の情報を知っていました。
ボッジはサディの用意した木剣で勝負しようとしたけれど、持ち上げることすらできずに、ボッジのメンタルはズタズタになりました。
カゲは気にしないように言い、メッヒ姫は2人を父親に会せました。
王様ランキング14巻ゲスラン国がクヒャ国を襲う!クヒャ王はデップリした男

メッヒ姫の父はデップリしていてちょこんと座って、あまり強そうには見えませんでした。
クヒャ国はメッヒのおじいさんが作った国で、後を継いでいるだけのようです。
行き倒れの人をメッヒの父親は助けたことがあり、その人は大金持ちの商人になって戻ってきて、商売を始めたら国が大きくなったようです。
メッヒの父であるクヒャ王とボッジは手話で話しをして、初めて同盟を結び、クシャ国が同盟国になったことをボッジは喜んでいました。
これでボッジは、クシャ国を守る義務ができたわけです。
メッヒのお父さんは、意外と頭が良いのかもしれませんね?
王様ランキング14巻は、すらすら読めちゃいます^^
王様ランキング14巻ゲスラン国がクヒャ国を襲う!足の不自由な杖の男は敵か味方か?
カゲは以前、足の不自由な杖の男をどこかで見かけたことがあり、やっと思い出した男の正体はナント、盗賊の親玉だったのです。

なんだか今回は盗賊が多いですね〜〜
しかし足の不自由な杖をついている男は、ちょっと気の毒ですね。
ボッジはカゲの言うことが信じられなくて、カゲから離れて暴走します。
ボッジは、ゲスランに雇われた別の盗賊の群れの中に入っていきました。
息切れしてないボッジを見た別の盗賊の親玉が、ボッジはただ者ではないことを悟ります。
追いかけますが、ボッジは捕まらずに走り過ぎていきました。
盗賊たちは明日クヒャ国に入り、財宝を根こそぎ持って行くことを目標にしていました。

足の不自由な盗賊の方は、商人のオーナーと一緒に王様に会いに行きました。
メッヒが話していた、お金持ちになった商人なのかもしれません。
盗賊たちは、街を襲い金目の物を奪っていきました。
王様ランキング14巻ゲスラン国がクヒャ国を襲う!足の不自由な杖の男は敵か味方か?まとめ
王様ランキング14巻では、以前ボー王国の光の一族がゲスラン国となり、ボッジやカゲ、そしてデスハーがたどり着いたクヒャ国を襲う展開になり、商人のオーナーを助けた足の不自由な杖の男は、敵なのか味方なのかが徐々にわかってきましたね?
ゲスランの奴隷兵隊は、ボッジを逃してしまい、ゲスランに楯突いたので斬り殺されてしまいました。
その時、「お前たちの代わりはいくらでもいる・・」と言って、それはたぶんクシャ国にいる国民のことを言っているのではないかと思いました。
きっとゲスランはクシャ国の国民を奴隷兵隊として扱うのでしょう。
カゲのお母さんも殺してしまい、本当に恐ろしい人です。
この続きは、王様ランキング15巻でどうぞ!!
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