プレバト2023年12月14日の「色鉛筆画」のお題は「瞬間」で、一瞬を切り取ったその結果は、波乱万丈さまざまでした。
今回は昇格試験なので、なかなか審査が厳しく、1ランク降格が1人、現状維持が2人と・・・
そんな中でも1ランク昇格が2人、そして2ランク昇格が2人もいました。
感情むき出しアーティストの田中道子さんは、まさかの現状維持でした。
いったい何があったのでしょう?
いつも通りに、番組の進行順で発表していこうと思います。
⇒ プレバト色鉛筆アート12月14日「一瞬を切り取る」生卵が割れた瞬間!難しすぎ〜〜
プレバト色鉛筆アート12月14日・放送日時と出演者
- 放送日時:2023年12月14日(木)19:00〜20:00
- 放送局:TBS
出演者
- MC:浜田雅功、アシスタント:清水麻椰(MBSアナウンサー)
- 挑戦者:池田鉄洋、小倉久寛、栗原恵、鷲見玲奈、松田悟志 、田中道子、HG(レイザーラモン)
- 専門家ゲスト:三上詩絵(色鉛筆作家)
特待生5級 池田鉄洋さん「生卵が割れる一瞬」現状維持
池田鉄洋さんのお題は、生卵をわる一瞬で、卵が殻から出てくる瞬間がしっかり表現されていましたが、しかし現状維持でした。
三上先生曰く、卵の殻と卵の白身と同じ色なので、くっついて見えてしまうということでした。
先生のお手本は、リアルですね〜〜
また指もしっかり描けているので、写真のような出来栄えですね!
特待生5級 小倉久寛さん「炭酸飲料を注ぐ瞬間」1ランク昇格 4級に
小倉久寛さんのお題は、炭酸飲料を注ぐ瞬間で、炭酸の泡がシュワシュワしていて、流れている表現が出せているということでした。
結果は、1ランク昇格で特待生4級になりました。
しかしパッと見、グラスが左右対象ではないような感じがします。ちょっと歪んで見えるところが惜しいですね。
きっと右下の影の部分が強調されていて、そんな風に見えてしまうのでしょう。
特待生5級 栗原恵さん「りんごが水に落ちる瞬間」1ランク昇格 4級に
栗原恵さんへのお題は、りんごが水に落ちる瞬間で、何度も落として観察されていました(笑)
りんごの周囲にできる気泡の描写が、しっかり描けていて、その形や大きさに変化をつけていて、また水面に映るりんごの赤色が反射していて、リアルに描かれていました。
特待生2級 鷲見玲奈さん「犬の毛がなびく瞬間」1ランク降格 3級に
鷲見玲奈さんのお題は、ゴールデンレトリバーの毛がなびく瞬間で、走ってくる時の犬の毛並みを表現します。
今回のお題は「瞬間」ということで、鷲見さんの作品は犬の動きがわからないということで、結果は1ランク降格でした。
ちょっと手を抜いてしまったところもバレていて、また犬の耳と尻尾の境がわからないところも、減点となっていました。
先生のお手本の犬の毛並みは、しっかり1本1本描かれていて、良い感じです。
しかし個人的には、走ってくる時の1ショットのような感じで、静止画のような絵だと思いました。
風を切って走っているように見えないのは、なぜでしょう??
特待生1級 松田悟志さん「火花が飛び散る瞬間のケーキ」2ランク昇格 名人2段に
松田悟志さんへのお題は、ケーキの上の花火がパチパチと火花を散らしている瞬間で、とてもリアルに描けていて、2ランク昇格で、名人2段になりました。
実際の花火は、もっとパチパチしていましたが、少し優しい仕上がりになりました。
松田悟志さんは、芸大の入試試験(デッサン)で、トップの成績で合格しているだけあり、描写力もデッサン力も素晴らしいですね!
どちらもとっても美味しそう(笑)
名人2段 田中道子さん「しゃぼん玉が割れる瞬間」現状維持
田中道子さんのお題は、しゃぼん玉が割れる瞬間ということで、かなり大変な課題でした。
虹色になっているしゃぼん玉、本当にリアルですね〜 しかし結果は現状維持でした。
三上先生の査定は、しゃぼん玉の中の風景と外の風景のコントラストが一緒で、膜が張っている感じが弱いということでした。
ポエム的に描いてしまったということなのでしょうか?
先生の見本は、しゃぼん玉がしっかりと描かれていて、中の景色が滲んで見えています。
しかし個人的には、しゃぼん玉が重たく、ガチャガチャのカプセルのような印象にとれました。
しゃぼん玉に関しては、田中道子さんの作品の方が近いような気がしますが、実際はどうなんでしょうか?
しゃぼん玉を通して見た景色さえ、滲んでいるように描けていれば、完璧だと思うのですが・・・
難しい課題でしたね。
名人3段 HG(レイザーラモン)さん「チャーハンをあおる瞬間」2ランク昇格 5段に
HGさんへのお題は、チャーハンをあおる瞬間ということで、今回も素晴らしい作品ですね〜
チャーハンの下の部分と上の部分の描き分けが、高評価でした。
三上先生曰く、ダメなところがないということで、今回も完璧でしたね!
2ランク昇格で、名人5段になりました。
ステンレス製フライパンや、ガス台のステンレス部分もしっかり描けていて素晴らしいですね!
前回も前々回の作品も、本当に素晴らしくて、色鉛筆画ではHGさんの右に出る人はいないのではないでしょうか?
そのくらい納得のいく作品に、仕上げていられると思いました。
プレバト色鉛筆12月14日結果「一瞬を切り取る」まとめ
色鉛筆画では、やはりHGさんは素晴らしかったですね!アート全般すごい実力を持っていますが、特に色鉛筆画は凄いと思いました。
そして惜しかったのは、田中道子さんのしゃぼん玉ですね!
割れる瞬間は、水分が下の方に集まってくるので、実際は三上先生のように乳白色になるのだと思います。
重みで弾ける・・・という感じですね!
本当に表現するのって難しいですね。しかしとても勉強になります。
水彩画展も渋谷で開催されているので、観に行ってみようと思います。
⇒ プレバト水彩画展覧会2023「東急プラザ渋谷」~31日(日)開催!トークショーあり
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。