最近SNSやおもちゃ売り場で見かける、「ラブブ(Labubu)」という不思議でかわいいキャラクター。
その独特なルックスと、コレクター心をくすぐるグッズ展開で人気を集めていますが、「ラブブってどこの国のキャラなの?」と疑問に思う人も多いようです。
この記事では、ラブブの出身国や誕生の背景、世界での展開について詳しく解説します。
- ラブブの作者や出身地など多国籍な背景
- POP MARTとの連携による人気拡大の仕組み
- 日本を含む各国でのグッズ展開と販売状況
ラブブはどこの国のキャラクター?
ラブブ(Labubu)は、SNSやコレクターの間で注目を集めるミステリアスで愛らしいキャラクターです。
その起源をたどると、単なるおもちゃやマスコットではなく、アートトイとしての深い背景が見えてきます。
ここでは、ラブブの出身地や制作者の情報を通じて、どこの国のキャラクターなのかを解き明かしていきます。
作者は香港出身のカシン・ロン(Kasing Lung)
ラブブの生みの親は、香港出身のアーティスト「Kasing Lung(カシン・ロン)」です。

プロフィール
1972年、香港に生まれる。
イラストレーターとして2011年より香港のHow2Work社とのコラボレーションを開始、絵本やコレクタブル・フィギュアのシリーズをリリースする。2013年、中国語で書かれた初の絵本『My Little Planet』を台湾で出版。2014年には児童文学作家のブリジット・ミンネとの共作による絵本、『Lizzy Wil Danssen(リジーはダンスがしたい)』をベルギーの出版社De Eenhoornより刊行して評判となり、ヨーロッパやアジアの各国で翻訳出版された。
2015年、北欧神話に強い影響を受けた物語シリーズ『the Monsters』の制作に着手。同名のフィギュアのシリーズをHow2Workよりリリースし、なかでもウサギ耳のキャラクター「Labubu(ラブブ)」は絶大な人気を博し、これまでに300を超える色と形、サイズでリリースされている。近年は香港とベルギーを活動の拠点としてペインティング作品の制作に注力し、2020年、初のアート作品の個展となる「THIS IS WHAT IT FEELS LIKE」を東京のHidari Zingaroで開催した。
個展
引用:gallery-kaikaikiki.com
2023 「CLOUD」Hidari Zingaro(東京)
2022 「-+」Kaikai Kiki Gallery(東京)
2020 「THIS IS WHAT IT FEELS LIKE」Hidari Zingaro(東京)
2018 「The Monsters Store」ポップアップストア(台北)
「Kasing’s Room 237」靠辺走芸術空間(台北)
2017 「The Wild Things Monsters」Paradise(台北)
「De Kleuren Monsters」海港城美術館(香港)
2016 「My God It’s Full of Stars」靠辺走芸術空間(台北)
2014 「My Little Planet」Paradise(台北)
2013 「A Toys Forest」恒基兆業商場(香港)
2012 「Little Planet Network」誠品書店(台中)
グループ展
2021 「Healing」 Perrotin(上海)
「Healing x Healing」 Kaikai Kiki Gallery(東京)
2020 「Healing」 Perrotin(ソウル)
「Healing」 Perrotin Matignon(パリ)
「Unwrapped」Area 36 by JPS Art Gallery(東京)
2019 「Another Side of Tezuka Exhibition」The Little Hut(台北)
「The Monsters and The Cosmic Starts」JPS Art Gallery(東京)
2015 「How Little World」台北トイフェスティバル(台北)
2011 「One Day Children」新光三越(台中)
もともと絵本作家やイラストレーターとして活動していた彼は、独特のタッチと感性をもって、ラブブというキャラクターを描き出しました。
その世界観は一見ファンシーでかわいらしく見えますが、どこかダークな要素も含まれていて、子どもよりも大人の感性に刺さるアート性が特徴です。
ハロウィンバージョン、かわいいですよね?^^

台湾で誕生し、中国で世界的人気に
カシン・ロンは2010年代初頭に台湾へ活動拠点を移し、現地で多くの展示会やコラボレーションを行ってきました。
その中で、アートトイメーカーとして急成長していた中国の企業「POP MART(ポップマート)」と出会い、本格的なフィギュア展開がスタートしました。
POP MARTとのコラボにより、ラブブはブラインドボックス形式のフィギュアとしてシリーズ展開され、中国本土を中心にアジア全域で爆発的な人気を得るようになります。
このように、ラブブは「香港生まれ、台湾育ち、中国発の世界的キャラクター」として、多国籍な背景を持つ非常にユニークな存在です。
単なる「どこの国のキャラ?」という問いには収まりきらない、グローバルな広がりがラブブの魅力のひとつと言えるでしょう。
ラブブの人気はどこから来た?
ラブブ(Labubu)は、登場から瞬く間に多くのファンを獲得した大人気アートトイキャラクターです。
「なぜこんなに人気なのか?」という問いには、トイメーカーPOP MARTとの連携や、独特の世界観、そして大人も夢中になるデザイン性が深く関係しています。
ここでは、その人気の秘密を2つの側面から掘り下げていきます。
POP MARTによるトイ展開の影響
ラブブの人気を語る上で欠かせないのが、中国の大手アートトイメーカー「POP MART(ポップマート)」とのコラボレーションです。
POP MARTは、ブラインドボックス形式で展開するコレクション性の高いフィギュアを多く手がけていて、ラブブシリーズもその中核商品としてリリースされています。
多くのバリエーション、季節限定モデル、イベント限定版などが登場することで、収集欲をかき立てる戦略が徹底されていて、コレクター市場でも高い評価を得ています。
アートトイとストーリー性の融合
ラブブは単なるフィギュアではありません。
アート作品としての完成度の高さと、キャラクター自身に込められたストーリーがファンの心を掴んで離しません。
例えば、ラブブには森に住む不思議な生き物という設定があり、他のキャラクターたち(ZimomoやSpookyなど)との関係性も細かく作り込まれています。
このように、コレクション性とストーリー性を融合したブランディングが、熱心なファンを生み出しているのです。
結果として、ラブブはアジア全域、特に中国、台湾、日本、韓国などで人気を博し、世界的なアートトイキャラクターとしての地位を確立しました。
ラブブのグッズ展開と販売地域
ラブブ(Labubu)の人気はキャラクターとしての魅力だけでなく、多彩なグッズ展開と広範な販売地域によっても支えられています。
特にPOP MARTとの連携によって、限定性や収集性の高い商品展開が実現し、世界中のファンを魅了しています。
ここでは、ラブブの販売がどのように展開されているのか、地域別の傾向も含めて紹介します。
アジアを中心に世界中で販売
POP MARTは中国発のアートトイ企業として、ラブブを含むIPをアジア圏を中心にグローバル展開しています。
特に中国本土、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシアなどでは、多くの直営店やポップアップストアが存在し、リアル店舗とECサイトの両方で入手可能です。
さらに、ヨーロッパやアメリカでも展開が進んでいて、ロンドンやパリなどの大都市でのイベント出展も注目されています。
日本でもラブブの取り扱いが拡大中
近年、日本国内でもラブブの人気が急上昇していて、公式POP MARTストアの進出をはじめ、ロフトやヴィレッジヴァンガードなどの雑貨店でも取り扱いが広がっています。
特に東京・原宿の店舗では、限定フィギュアの販売や展示も行われ、ファンが行列を作るほどの人気ぶりです。
また、日本限定デザインのラブブやコラボ商品も登場していて、今後もさらなる拡大が期待されています。
このように、ラブブはPOP MARTの強力な流通ネットワークを活用しながら、世界中のファンのもとに届いているグローバルなキャラクターです。
販売戦略の巧みさと商品の魅力が相まって、今後さらに多くの国で展開される可能性が高いと言えるでしょう。


ラブブ どこの国に関するまとめ
ラブブ(Labubu)は、その可愛らしさとユニークさで多くの人を魅了していますが、一体どこの国のキャラクターなのかという疑問には、少し複雑な背景があります。
ここでは、これまでの情報をもとにラブブの出自と人気の広がりを振り返り、改めてその魅力をまとめてみましょう。
多国籍なルーツとグローバル展開という視点から、ラブブの本質に迫ります。
多国籍なルーツを持つ、今注目のキャラクター
ラブブの作者は香港出身のカシン・ロン(Kasing Lung)で、台湾を拠点に創作活動を行ってきました。
その後、中国のPOP MARTとタッグを組んでグッズ展開が始まり、アジアを中心に世界へと人気が拡大していきました。
このように、ラブブは明確に「この国のキャラクター」とは言い切れない多国籍なルーツを持っているのが特徴です。
日本でもファン急増中のグローバルキャラ
近年、日本でもPOP MARTの公式ストア展開やSNSでの拡散により、ラブブの人気が急上昇しています。
特に若年層やアートトイファンの間では、コレクション性の高いブラインドボックスフィギュアとして注目され、イベントや限定商品が即完売になる現象も起こっています。
ラブブは今や、アジア発のグローバルキャラクターとして、国境を越えて多くの人に愛される存在となっています。
今後も新たなデザインやストーリーが登場することで、さらに人気が高まることが期待されます。
ラブブはまさに、「どこの国?」という枠を超えた、現代的でボーダレスなキャラクターです。
ラブブはどこの国のキャラ?に関するまとめ
ラブブ(Labubu)は、その可愛らしさとユニークさで多くの人を魅了していますが、一体どこの国のキャラクターなのかという疑問には、少し複雑な背景がありまりましたね。
ラブブは特に、若年層やアートトイファンの間では、コレクション性の高いブラインドボックスフィギュアとして注目され、イベントや限定商品が即完売になる現象も起こっています。
ラブブは今や、アジア発のグローバルキャラクターとして、国境を越えて多くの人に愛される存在となっています。
今後も新たなデザインやストーリーが登場することで、さらに人気が高まることが期待されます。
ラブブはまさに、「どこの国?」という枠を超えた、現代的でボーダレスなキャラクターなんです。
可愛いキャラを生み出した作者が男性ということで、個人的にミッフィーの作者であるディック・ブルーナ(オランダの絵本作家)に似ていると思ってしまいました。

ミッフィーは今でも人気があるので、きっとラブブも継続した人気を持つことでしょう。
- ラブブは香港出身アーティストが創作したキャラクター
- 台湾を拠点にし、中国のPOP MARTと共に世界展開
- 「アートトイ」として大人に人気の高いデザイン
- POP MARTによる限定販売でコレクター熱を刺激
- ストーリー性と世界観がファンの心を掴む
- アジアを中心にヨーロッパ・アメリカにも進出中
- 日本でも若者やアートファンに支持され拡大中
- 国を超えた多国籍なルーツがラブブの魅力
- 「どこの国?」では語りきれないグローバルキャラ
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