チェンソーマン2部217話考察感想｜善い二人とは？アサとデンジの過去

チェンソーマンは戦争の悪魔ヨルに「戦争をしよう！」と宣誓布告され、同じ頃に三鷹アサは母を追いかけ、ポチタを探していた少年のデンジはアサの後を追いかけるのでした。

そして、幼い頃のアサが家族と一緒に河原へ遊びに来ている場面に・・・

三鷹アサの追憶に、少年デンジが付き合う形となりました。

いったいココで、何が起きたのでしょうか？

前回のお話↓

⇒ チェンソーマン2部216話考察感想｜ヨルは戦争を起こしアサは母を追い求める？

チェンソーマン2部217話考察感想・悪魔に足を食べられた父、デビルハンターを呼びにアサ走る

日曜日に家族で河原に遊びに来たアサと両親でしたが、悪魔に襲われてアサを庇った父は、足を負傷・・・

しかし弱い悪魔だったから、アサのお母さんが石で叩いて殺したようです。

しかし悪魔は、いろいろな場所に潜んでいるんですね。この弱い悪魔は、河原をねぐらにしていたのかもしれませんね。

アサたちがやってきたので、縄張りを荒らされると思ったのでしょう。それかお腹が空いていたのかな？

アサは母に言われて、デビルハンターに救援を求めるために必死で走りましたが、つまづいてコケました。

そんな自分の幼い頃の姿を見て、アサはその時のことをなんで忘れてしまってたんだろう？と思っていました。

確かアサは、母親とはうまくいっていなかったような・・・自分のせいで父親が死んでしまったと母に責められていたんじゃなかったかな？それか、そう思い込んでいたか・・・

チェンソーマン2部217話考察感想・父を殺した犯人は？生活が良くなる

デビルハンターと現場に戻ると、すでに父親は亡くなっていました。

そこには落胆している母の姿が・・・しかしすぐ近くには血のついた石があり、アサは気づいてしまったのでした。

その夜、母から自分がお父さんを殺したと告白されて、アサが考えていたことが確信に変わりました。

やっぱりお母さんが、お父さんを殺したんだと・・・そのことをアサは今まで記憶の隅に追いやり、自分がお父さんを犠牲にしたと思っていたようです。お母さんに嫌われた原因がそこだと思っていたけれど、本当は違ったんですね。

お母さん曰く、悪魔に足を食べられたくらいでは保険金は少額で、悪魔に殺されたことになれば、家計も楽になりアサも高校に通えるようになると言われました。

父親はろくに仕事をしなくて、家でお酒を飲んでは暴れていたようです。そして母は、お父さんは浮気していたと話したのです。

確かに保険金が降りて生活が楽になったので、2人にとっては良いことだったようです。

チェンソーマン2部217話考察感想・ワザとコケたアサ、父を殺したデンジ

母親同様、アサも助けを呼びに行く時に、ワザとコケて時間を遅らせて、父親が助からなければ良いと思っていたようです。

そのことを少年デンジに話すアサ。そして悪い人だと思う？と聞きます。

デンジはデンジで、自分は父親を殺して自殺に見せかけたと白状したのです。

お互いに父親には恵まれない環境に生まれてきたようですね。可哀想に。

しかし少年デンジは、そんな自分のことを「いい人間」と言っています。

アサの複雑な気持ちを考えての言葉かもしれませんが、確かにデンジは素直で誰の言うことも受け入れるところがあるので、性格はいいですよね？（笑）

アサが大笑いすると、チェンソーマンに何度も殺されている戦争の悪魔ヨルも笑っていました。

やっぱりヨルは、デンジのことが好きなのでしょうか？

チェンソーマン2部217話考察感想｜善い二人とは？まとめ

父親を死に追いやったアサとデンジ。2人に共通点がありましたね！父親がろくでもない人でした。

しかし2人とも、捻くれることなく素直に大きくなりましたよね？

捻くれているのは、ヨルですよね？戦争をふっかけて、チェンソーマンと戦っています。

また姉である死の悪魔のシーちゃんと、飢餓の悪魔のキガを敵に回しているので、自分の天下を取ろうとしているのでしょうか？

しかしヨルの死の肩代わりは、カリフォルニアの国民がしているので、何度も生き返ることができ、この戦いは永遠に続きそうですね。

結末はどうなってしまうのでしょうか？