新しい学校のリーダーズの原点とは？「学校の粗大ごみ」時代から世界へ羽ばたいた結成秘話と成長の軌跡

今人気のアイドルグループ「新しい学校のリーダーズ」ですが、実は彼女たちの自由でエネルギッシュなパフォーマンスの裏には、知られざる結成秘話と苦悩の時代がありました。

かつて「学校の粗大ごみ」と自称したほどの試行錯誤期を経て、独自の世界観を確立した4人。グループ誕生のきっかけから、初期設定、そして彼女たちを象徴する“青春日本代表靴下”が生まれた理由まで――。

この記事では、TOKYO FMの番組で語られた内容をもとに、「新しい学校のリーダーズ」の原点と現在につながる“当たり前”の努力を徹底解剖していこうと思います。

最後まで読んでみてくださいね！

新しい学校のリーダーズが語る「学校の粗大ごみ」誕生秘話とは？

「新しい学校のリーダーズ」は、いまや世界が注目するパフォーマンス集団ですが、その出発点は決して華やかなものではありませんでした。

彼女たちが当初掲げていたのは、“普通じゃない”という明確な信念と、世の中の“枠”に収まらないエネルギーでした。

ここでは、グループが「学校の粗大ごみ」と呼ばれるほどに試行錯誤を繰り返した原点を、実際に語られたエピソードをもとに紐解いていきます。

デビュー当初は観客3人、メンバーの父親もいた！

デビューライブ当時、「新しい学校のリーダーズ」の観客はわずか3人だったといいます。

しかも、その中にはメンバーの父親も含まれていたというから驚きです。

当時の彼女たちは、レーベルの後押しもない中、ライブハウスを自分たちで探し、振り付けも衣装も全て自作。

“誰も見ていなくても、自分たちが楽しむ”という強い想いでパフォーマンスを続けていたそうです。

SUZUKAさんは当時を振り返り、「誰にも刺さらなかったけど、それでも面白がる4人がいた」と語っています。

グループ名候補は「学校の粗大ごみ」だった？ 意味に込められた思い

実は、現在の名前「新しい学校のリーダーズ」には、別の候補が存在していました。

それが「学校の粗大ごみ」です。

メンバー自身が当時、「自分たちは学校にとって扱いづらい存在。ルールからはみ出していた」と語っています。

「でも、それこそが面白いと思った。私たちは“捨てられるもの”じゃなく、“自分たちで新しい形をつくる”存在になりたい」

この言葉に象徴されるように、“粗大ごみ”という自虐的なユーモアの中には、自分たちの個性を肯定する強さがありました。

最終的に「新しい学校のリーダーズ」という名を選んだのは、“新しい価値観を自分たちで引っ張る”という前向きな意味を込めたからだといいます。

彼女たちの“反逆と創造”の精神は、この時すでに確立されていたのです。

初期設定と自己紹介に込められた“反骨と自由”の精神

「新しい学校のリーダーズ」の魅力の根底には、結成当初から一貫して流れている“反骨”と“自由”の精神があります。

彼女たちはデビュー当時から「型にはまらないこと」「自分たちで決めること」を徹底していて、それはグループの初期設定や自己紹介の中にも明確に表れています。

ここでは、番組やライブで語られた自己紹介文とその背景から、4人が貫いてきた“自分たちらしさ”の正体を紐解きます。

「個性や自由ではみ出していく」――原点の自己紹介全文を再現

初期のライブや番組で披露された自己紹介は、現在でもファンの間で語り継がれる象徴的なフレーズです。

「私たちは新しい学校のリーダーズ！個性や自由ではみ出していく、令和の学生！」

この一言には、“世間の枠をはみ出す勇気”と、“自由を恐れない覚悟”が込められていました。

当時の彼女たちは、まだ無名でメディア露出も少なかったにもかかわらず、自分たちの理念を堂々と掲げていたのです。

SUZUKAさんは番組内で「“はみ出す”って悪いことじゃない。私たちはそれを誇りに思ってた」と語っていて、その言葉が彼女たちのスタンスを如実に物語っています。

真顔で挑んだ初期パフォーマンスが伝えるメッセージ

初期のライブ映像を見返すと、彼女たちが一切笑わずに真顔で踊る姿が印象的です。

それは単なる演出ではなく、「笑顔を強要される社会へのアンチテーゼ」でもありました。

真顔で踊るという行為には、“自分たちの感情を他人に合わせない”という明確な意志が込められていたのです。

「楽しむとは、媚びることじゃない」――彼女たちはそう語り、自分たちの“青春の形”を体現しました。

このスタイルが海外でも「日本的なのに型破り」と評される理由は、まさに反骨と自由の融合にあったといえます。

パフォーマンスのすべてを自分たちで制作！ 4人で作る唯一無二の世界

「新しい学校のリーダーズ」の最大の魅力のひとつは、すべてのクリエイティブを自分たちで生み出しているという点にあります。

ダンス、演出、セットリスト、MC構成に至るまで、全てを4人が自分たちの頭で考え、議論しながら作り上げているのです。

そこには、誰かに作られた“アイドル”ではなく、自ら表現者であることへの誇りが宿っています。

振り付け・演出・セットリストもすべてメンバーの手で

彼女たちのパフォーマンスには、一般的なアイドルのような“振り付け師”や“演出家”は存在しません。

楽曲ごとにテーマを話し合い、振り付けはSUZUKAさんとKANONさんを中心に作り上げ、衣装のコンセプトやセット構成も全員で意見を出し合って完成させます。

⇒ 新しい学校のリーダーズが振り付け提供？Hey!Say!JUMPに贈ったパフォーマンスの凄さ！

ライブの流れも彼女たち自身が構成し、曲順に合わせてどんな感情を観客に届けるかまで設計する徹底ぶりです。

「自分たちの体を使って、世界に“新しい学校”を見せたい。それが私たちのリーダーシップです」

この言葉通り、彼女たちは“学生らしさ”と“創造者としての自立”を同時に体現しているのです。

“自分たちの脳みそで作る”を貫くスタイルがファンを魅了

「新しい学校のリーダーズ」が掲げるモットーのひとつに、“自分たちの脳みそで作る”というフレーズがあります。

これは単なる自主制作の精神ではなく、“他人の評価ではなく自分たちの感覚を信じる”という強い哲学を意味しています。

メンバーは「SNSの反応よりも、4人で“これ面白いね”と思えるかが基準」と語り、その独特な基準が唯一無二の作品世界を築き上げています。

この姿勢がファンの共感を呼び、“見ている側まで創造的になれる”という現象を生んでいるのです。

まさに、彼女たちのステージは「作品」であり、「宣言」でもあるといえるでしょう。

“青春日本代表靴下”に隠されたストーリーと象徴の誕生

新しい学校のリーダーズといえば、トレードマークのひとつが白い三つ折り靴下です。

この靴下は単なる衣装の一部ではなく、“青春日本代表”というアイデンティティの象徴として誕生しました。

彼女たちは「うちら青春日本代表じゃね？」という何気ない会話から、このスタイルを確立していったのです。

⇒ 「新しい学校のリーダーズ」ブレイクの実感はまだない・デビューから8年その歩みを語る

初代靴下はそろばん付き!? 奇抜な発想から世界へ

初期の衣装制作では、手作りの発想が爆発していました。

SUZUKAさんは番組内で、「最初は靴下にそろばんとかつけてた。とにかく“変なことしたかった”」と笑いながら語っています。

その発想の根底には、“人と同じことをしない”という信念がありました。

彼女たちは学生服姿という“型”の中で、逆に最大限の自由を見せるスタイルを模索していたのです。

この“遊び心”と“真剣さ”の共存こそ、リーダーズらしさを象徴する要素といえるでしょう。

「うちら青春日本代表じゃね？」から始まった伝説

白い靴下を「青春日本代表靴下」と呼び始めたのは、メンバーの何気ない一言がきっかけでした。

ライブ後の反省会で、制服と靴下姿の自分たちを見て「なんか青春代表っぽくない？」と誰かが口にし、それがそのままチームスローガンとなったのです。

以後、彼女たちはSNSやステージでも「青春日本代表」と自称し、“青春＝全力で生きること”を体現していきます。

「青春って、年齢じゃなくて心の状態。だから私たちは何歳になっても“青春日本代表”でいたい。」

この哲学が国内外のファンに響き、いまでは世界のステージでも白い靴下がトレードマークとして愛されています。

それは単なるファッションではなく、青春を生き抜く覚悟の証なのです。

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引用：X（旧ツイッター）

SUZUKAの身長18cm成長エピソードが示す、彼女たちの進化

グループの中心的存在であるSUZUKAさんは、デビュー当時からそのカリスマ性で注目を集めてきました。

しかし彼女の成長は、パフォーマンスや表現力だけでなく、身体的にも大きな変化を遂げていたのです。

実際に、結成当初から現在までに身長が18cmも伸びたというエピソードは、ファンの間でも象徴的な話として知られています。

⇒ 「新しい学校のリーダーズ」SUZUKAの身長・年齢と魅力満載♪

バランスの変化がグループのパフォーマンスを変えた

SUZUKAさんの身長が伸びたことで、グループ全体のダンスフォーメーションにも影響が出たといいます。

本人は「身長が伸びたら体のバランスが変わって、踊りの重心も変わった」と語っていて、その変化をむしろ楽しんで受け入れていたそうです。

メンバーも「SUZUKAが大きくなるたびに、ステージの見え方が変わった」と話し、彼女の成長をチームの進化として取り込んでいったのです。

その柔軟な対応力と絆の強さこそ、彼女たちが“4人でひとつ”と語る理由にほかなりません。

変化を恐れず挑戦し続ける“成長”の象徴

SUZUKAさんの身体的な成長は、単なる偶然ではなく、「変化を恐れないこと」を象徴するエピソードとして語り継がれています。

彼女たちは常に新しい表現を模索し、自分たちの“当たり前”を更新し続けてきました。

SUZUKAさんはインタビューで、「変わることって怖いけど、それを楽しめたら最強」と話し、変化を前向きに捉える姿勢を見せています。

このマインドこそ、国内外のファンを惹きつける原動力であり、新しい学校のリーダーズというチームの“進化の象徴”なのです。

身長18cmの成長は、彼女たちが積み重ねてきた努力と挑戦の結果そのもの――それは、「変わりながら貫く」という彼女たちの美学を体現しています。

新しい学校のリーダーズの結成秘話とブレイクの理由まとめ

「新しい学校のリーダーズ」は、“普通”という言葉に反発しながらも、そこに隠された可能性を最大限に引き出してきたグループです。

「学校の粗大ごみ」と呼ばれた結成初期から、世界のフェスを熱狂させる存在になるまでの道のりは、反骨と創造の物語そのものでした。

4人が共有してきたのは、「誰かに作られるのではなく、自分たちで作る」という一貫した信念です。

“粗大ごみ”から“世界代表”へ――常識をはみ出す力

彼女たちの原点は、世間の期待を裏切ることを恐れず、自分たちの面白さを信じ抜いた姿勢にあります。

「粗大ごみ」という言葉を笑い飛ばし、それを自己肯定へと転化させた強さは、他のどんなアーティストにも真似できない“武器”となりました。

海外でのブレイクも、SNS戦略や偶然ではなく、地道なライブ活動と自作パフォーマンスの積み重ねによる必然だったといえるでしょう。

彼女たちがステージで見せる「型破り」は、反発ではなく「新しい秩序を創る」ための行動なのです。

自分たちで作り続けた10年が生んだ、本物の個性とチームワーク

2020年代に入り、「新しい学校のリーダーズ」は世界進出を果たし、アジア・アメリカ・ヨーロッパでのパフォーマンスが話題となりました。

それでも彼女たちは、いまなお“自分たちの脳みそで考え、自分たちの言葉で動く”というスタンスを貫いています。

メンバーそれぞれの個性がぶつかり合いながらも、最終的には「4人でひとつ」という強固なチームワークに昇華されているのです。

10年という年月が築いたのは、人気や評価ではなく、“信頼でつながる表現者たち”という関係性。

それこそが、「新しい学校のリーダーズ」が今も変わらず進化を続けられる理由です。

彼女たちは今日も、誰かの“当たり前”を揺さぶりながら、世界の青春代表として走り続けています。