王様ランキング第十六話「王の威厳」　父と争うデスハーはギガンを傭兵に

王様ランキング第十六話「王の威厳」では、父と争うデスハーが雇った、傭兵のギガンが、デスハーを裏切り味方の兵士を倒したことで、冥府の罪人になってしまいました。

そして、ミランジョと言う言葉に反応する、ボッジの悲しい過去が明らかになります。

王様ランキング第十六話「王の威厳」　ギガンは敵方傭兵のギガンデス軍に属していた？

デスハーは、悪事を働く父サトゥンと争っていました。

デスハーが雇った傭兵のギガンは、敵方の父が雇った傭兵と同族のギガンデス軍で、ギガンデスと言う怪物は、子を思う習性が強いので、デスハーの戦略はギガンデス軍の子どもを痛みつけて、敵を誘き寄せて殺すというものでした。

初めはギガンも堪えて、見守っていましたが、自分と同じ同族が殺されていく光景を見ていて、我慢の限界がきました。

なんとかデスハー側が勝ったから良かったものの、一歩間違えたら自分たちがやられていたのです。

ギガンは罪人になり、人質だったギガンデス軍の子どもは、デスハーに斬り殺されてしまいます。

王様ランキング第十六話「王の威厳」　デスパーが兄を軽蔑、オウケンはイエスマン

その一部始終を見ていた、弟のデスパーとオウケンは、デスハーのやり方に意見があったようです。

デスパーは、父サトゥンのやり方に、あまり変わりない兄者のやり方に、納得がいかないようです。

デスハーに向かって、軽蔑すると言い残し去っていきます。

デスハーは、父の軍に勝つには、勝ち方を知っているこの傭兵たちと策が必要だと、奈落者のような人材を集め、敵族の子どもを人質にして勝利したのです。

オウケンだけは兄者の、上に立つ者の重責が計りしれないことを知っていて、デスハーに対して、非道な父に反旗を翻した勇気は素晴らしいと言っています。

そしてオウケンは、どんな時もデスハーのイエスマンになると言っています。

「私は、兄者の期待に応えられるような、規律があり、優しくて、それでいて最強の騎士団を作り上げてみせます。」

そしてギガンを指差し、

「いつか私の騎士団に入れます。」

と約束したのです。

⇒ 王様ランキング第十一話　オウケンが罪人になってしまった理由

王様ランキング第十六話「王の威厳」　ギガンは冥府騎士団へ

オウケンの約束を覚えていたデスハーは、ギガンを冥府に連れて帰り、冥府騎士団に入れると言いました。

そのオウケンは、デスハーの雷（いかずち）で気を失い、秘技デスパー縛りで確保されています。

⇒ デスハーの雷「王様ランキング」　弟デスパーの頼みの綱の雷（いかずち）とは？

そしてデスハーが、ギガンと魔獣たち、そして冥府騎士団と共に冥府に帰った後に、オウケンは目覚めるのです。

恐怖におののくデスパーですが、やがて危機を救ってくれる救世主が現れるのです。

王様ランキング第十六話「王の威厳」　デスパーの妙案とは？

オウケンが目覚める前に、デスハーがデスパーにテレパシーで、ボッジのことを聞いてきました。

いくら兄者でもボッジ君には敵わないということと、ボッスも無敵なので兄者には敵わないということでした。

ボッスはなぜ王様ランキング１位を目指さなかったのか、不思議がるデスパーです。

デスパーはボッスが、ボッジの力を奪い取ったことをまだ知らないようです。

そして、デスパーの出した妙案は、

ボッスにはボッジ君を当てるということ、

その隙にミランジョを殺して、魔神の首を取るということでした。

それで、ここは私たちに任せて、兄者にはひとまず冥府へ帰ってほしいということでした。

⇒ 王様ランキングのデスパーの妙案とは？　ボッスにはボッジ君を当てます！

王様ランキング第十六話「王の威厳」　父と争うデスハーはギガンを傭兵に　まとめ

王様ランキング第十六話「王の威厳」では、父と争うデスハーが雇った傭兵のギガンが、デスハーを裏切り味方の兵士を倒したことで、冥府の罪人になってしまい、ギガンにも過去の悲しい想い出があったのです。

母を殺された、ボッジやカゲと同じ気持ちが、ギガンにはあったのです。

ミランジョと言う言葉に反応する、ボッジの悲しい過去は、幼いボッジにとっては、トラウマとして心の片隅にいつも残っていました。

悲しみや憎しみが、固まりになって、ボッジの心に重くのしかかってくるのです。

そして裏切ったドーマスに対しての信頼関係の崩壊は、なかなか修復できそうもありません。

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