チェンソーマンは、耳の悪魔を一度食べて首だけ吐き出していました。何とも奇妙な状況ですが、それよりも公安と政府の話し合いの内容の方が、奇妙でビックリしてしまいます。
いったい彼らは、悪魔たちとチェンソーマンをどうしたいのでしょうか?
個人的には、政府の人間の心の方が、悪魔に近いと思っているのですが・・・
作者・藤本タツキさんは、私たちに何を伝えたいのでしょうか?その辺りも考察してみようと思います。
前回のお話↓
⇒ チェンソーマン最新173話考察!吐き出された耳をチェンソーマンは食べていた?
老いた政府陣たちは、耳の記憶がございません!
チェンソーマンが食べたという「耳の悪魔」のみみについての対話記録は残っているけれど、なんの記憶がないことを不思議だと総理は言っています。
「記憶にございません!」
このワードは、もはや挨拶がわりに使われているのでは?と思ってしまいますよね!(笑)
総務大臣の報告では、対魔課と災害対策課の記録係27人全員が、耳の消失と復活を確認しているようです。集まっている政府陣は、完全に老いてしまっているようです。
公安の三船フミコは信用できる人材?
弱ったデンジを悪魔収容センターへ連れて行ったのは、三船フミコだと思っていますが、彼女のことは未だ信用できません。そこではデンジの体はバラバラになり、しかしパズルのように組み合わされて復活したデンジでした。
本当に不思議な体ですね〜〜
三船フミコ曰く、老いの悪魔と公安は、友好的関係にあるようで、公安にとっても政府にとっても、有益な提案をしてきた老いの悪魔を、公安は信用しているようです。
老いの悪魔は、チェンソーマンに食べられても良い、その覚悟ができているようです。
老いの悪魔が消失したらメリットはあるの?
老いの悪魔を消すと、加齢による老衰や劣化が無くなるのかと政府が聞くと、それは食べられてみないとわからないと・・・
現に、耳の悪魔がチェンソーマンに食べられ消失した間、聴覚は消えることなく携帯も普通に使えていたようです。
めちゃくちゃだなぁ〜と言う官房長官に対して、話をすり替えチェンソーマンがめちゃくちゃだと言う三船フミコ。ちょっと腹だたしいですよね?いったい彼女は何を考えているのでしょうか?
老いの悪魔の契約条件がエグい!
それで老いの悪魔は、自分の命と引き換えに何を望んでいるのでしょう?
三船フミコは、淡々と話を進めています。
「日本国籍を持つ0歳〜9歳の子ども1万人を、鏡の前で殺してほしい」
という条件を、老いの悪魔は提示してきているのです。普通であれば、そんな馬鹿げた条件を飲むなんてあり得ないことなのですが、なんたってハチャメチャな内容なので、元財務大臣(影の総理)は乗り気だったのです。
この老いぼれ〜〜!って、怒鳴りたくなりますよね?(笑)
悪魔被害孤児や、海外養子縁組の斡旋業者に連絡するように、元財務大臣に言われた経済産業大臣は、
「それはできません!」
と一度は言ったものの・・・元財務大臣に、
「子どもが4人いたな?」
と自分(経済産業大臣)の子どものことを言われ、自分の子ども達を守るために、
「できます!」
と言ってしまいました。やっぱり家族を話に出されると、誰でも弱い立場になりますよね?
本当に悪魔みたいな人たちです。
そして元財務大臣は、三船フミコに48時間以内に用意することを告げました。
そんな話が進んでいるなんて、チェンソーマン(デンジ)は知る由もなかったのです。
しかしチェンソーマン、何だかみるみる気持ち悪い外見になっていますよね?(笑)
ナユタが殺されて、もう失うものがなくなり、醜く変身してしまったんですね!可哀想に・・・
チェンソーマン考察!耳の件で政府の老たちが(最新174話)まとめ
老いの悪魔と、老いた政府陣、そして悪魔のような公安職員、いったいどちらが正義なのか分かりませんよね?
何となく、今の日本の姿をそのまま反映させているように思いました。
心の中には悪魔が住み着いている・・・きっと待っているのは地獄ですね!
目無しチェンソーマンと戦争の悪魔ヨル、そしてソードマンと老いの悪魔、よくわからない状態になってますね↓
⇒ チェンソーマン最新175話考察・ヨルとソードマンがピンチ!目無しと老いで命の崩壊
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今回も読んでいただきまして、ありがとうございました。またまた、ワクワクが止まらなくなりそうですね!